あとがき

 いつも、ありがとうございます。

 ここまで続けることが出来ました。

 ひとえに読者様があってのことです。

 心より御礼申し上げます。


 今作にてこだわっていたのはPVです。

 より多くの方に、作品を知ってもらいたい。その想いからです。

 おかげさまで8月14日現在、PVは累計で14,295件に達しました。

 それまでの50あまりの作品で3000PVを超えた作品は皆無でした。

 本当に多くの方に支えていただきました。


 また、フォロワー様の多さも、今作品の特徴です。

 こちらも8月14日現在で、212名の方にフォローしていただきました。

 その他、☆や♡の数も軒並み自己新記録となりました。

 本当にありがとうございました。


 特にレビューを書いてくださったり、コメントをお寄せくださったみなさん。

 みなさんのおかげで、エタらずに済みました。ありがとうございます。


 また、今作は主要キャラクターの数を抑えることに拘りました。

 主人公とメインヒロインの他は、ギュッと絞り込みました。

 社長・明菜さん・あゆまり・あの子・まりこちゃんです。

 キャラクターを絞り込んだ分だけ、露出を増やすことが出来ました。


 の、はずですが……。

 まだまだ、出足りないキャラクターがいるようです。


 なるほど。作中に最後に登場した明菜さん。

 出番が少なかったのですから、仕方ないですね。


 それともう1人いるようです。

 多分、サブキャラでは1番目立っていたの思うのですが……。


 ============


 さくらがチェリーとの対決を制したあと。とあるライブの打ち上げ。


 焼肉会館に集まったのは、俺たち、いつもの7人。


 みんなの顔は晴れ晴れしている。

 もちろん、さくらも、俺も。


「いやぁーっ。本当にお疲れ様です」


 俺は、ステージに登ったみんなを労った。

 ところが、明菜さんが絡んできた。

 反撃する俺に加勢してくれたのはさくら。


「私は、納得いきませんよ。坂本くん」

「どうして! こうして焼肉会館の最上階にご招待してるのに」

「そうよ。本当は私と章と2人で来たかったのにっ」


「階が高けりゃいいってもんじゃないわ」


 そういえば、明菜さんは1階の焼肉屋の元雇われ店長だったな。

 気持ちが分からないでもないけど、やっぱ高級肉には勝てない。

 俺は、なるべく真顔で言った。


「高けりゃ、いいんじゃない」

「奇遇です。私もそう思います!」

「あの子まで……。」


 明菜さんの娘のあの子さんまで、高級肉を支持した。

 それはさすがにかわいそう。惨めというか、何というか……。


 社長がなだめる役にまわる始末に。


「まぁまぁ。明菜も食べなさい。美味しいから」

「いいえ。私はコレにするわっ」


 明菜さんはそう言って、馬の肉を注文した。狡猾な笑みを浮かべて。

 直ぐに反応したのは、さくらと社長だった。


「そっ、それは……。」

「やっ、やめなさい。そんなもの!」


 鮎川母娘は気付いたみたい。俺もピンときた。

 けど、あの子さんは気付いていない。


「なるほど! そういうこと」

「母上もお気付きのようね」

「えっ、何々? どういうこと?」


 馬の肉って『さくら』ともいうんだ。あの子さんには俺から説明した。


 あの子さん、いつになく飲み込みが早い。

 もしかしたら、最初から気付いてて、しらばっくれてたのかも。


「分かったわ! つまり、馬肉を食べるということは……?」

「佐倉母娘を食べるということにつながるのよ」

「日頃の恨みを晴らすいい機会よっ!」


 あの子さんの軽い振りに、しっかり反応したのが、鮎川母娘。

 2人も、かなり鬱憤が溜まっているみたい。

 佐倉母娘はわがままだから。



 しばらくして、店員が馬肉を持ってやってきた。

 佐倉母娘はおぞましいものを見るような目で馬肉を見つめた。


「本当に頼んだのね! 冗談じゃないわ」

「させない。明菜には絶対に食べさせない!」


 息巻く2人の鼻息は、3冠馬のそれよりもフーンッだった。

 最初に馬肉を箸でつまんだのは、明菜さん。


「さくら肉なんて要らないわ。さぁ、坂本くん。あーん」

「あーん」


 そして、最初に食べたのは俺。

 もぐもぐ、ごっくん。うん、美味しい。

 それを見つめていたのが、佐倉母娘。


「あっ、やめてっ、章。そんなに荒っぽく! あぁんだなんて」

「そうよ。人前で生でなんて、酷いわっ。ちゃんとつけてっ」

「はいはい」


 俺は社長の注文通り、よくタレをつけてもらって食べた。

 って、なんのこっちゃ。



 あゆまりさんが言った。あの子さんが続いた。


「明菜さんって、意外に面白い方なんですね」

「奇遇です。私もママがこんなにお茶め神とは知りませんでした」


 あの子さんにしては珍しく、気の利いたことを言ったつもりみたい。

 けど、誰にも受け入れられなかった。

 そればかりか、反発したのが社長と明菜さんだった。


「何を言ってるの! 明菜が女神なわけないじゃない!」

「そうね。私は、女神なんかじゃないわ。天使に過ぎなかったの」


 どっ、どういうこと? 気になるっ!


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 気になりますよね。

 そんな方に朗報です。

 社長と明菜さんの青春時代を描いた作品があります。

 『超絶美少女幼馴染が俺を必要とするのには理由がある』

 気になる方も、そうでない方も、是非!


https://kakuyomu.jp/works/1177354054918426478



______


 そうそう。もう1つ、今作品で力を入れたのが宣伝でした。

 というわけで、次回作の宣伝をさせていただきました。

 お見苦しいとお感じの方もいらっしゃるかと思います。

 ですが、宣伝も含めて1人でも多くの読者様を楽しませたい。

 それが世界三大◯◯流のエンターテインメントです。

 笑ってお許し頂ければ、ありがたいです。


 最後まで、本当にありがとうございます。

 それでは、また。

                  2020年 8月14日

                     世界三大◯◯

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超絶人気アイドルが俺を必要とするのには理由がある 世界三大〇〇 @yuutakunn0031

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