青春ディストピアJAPAN ~男女が分かたれた世界で、恋をするということ~

広瀬翔之介

ネタバレあらすじ

第3幕の「青春ディストピア」までのあらすじ



大学生の稲田はある日、電車で痴漢事件に居合わせた。

しかし突然眩暈が起こり、女の子を助けることもできずに眠ってしまう。


目が覚めると稲田のいる世界が、男が全員東日本、女が全員西日本に住んでいるというパラレルワールドに切り替わっていた。

テレビやネットなど生活の全てが分断されていて、互いの領土に侵入すると無期懲役となる。

なぜならその世界には、男女が接近すると精神が暴走してしまう「異孤」という現象が存在すると言われているからだ。


困り果てて夜の東京をさまよっていると、電車で痴漢されていた女子大生・栗生と出会った。

東京が男の領土となり、追いかけられたと彼女は言う。

稲田は今度こそ栗生を助けたいと思い、女の領土まで連れていくことにした。

だが、栗生が稲田や他の男に近づいても「異孤」は発生しなかった。


バイク二人乗りで旅をしながら、寝食を共にし絆を深めていく稲田と栗生。

しかし名古屋で謎の女に襲われ、女の領土にあるアジトへ拉致されてしまう。

そこには「異孤」の研究をしている女がいて、稲田と栗生は未だに起こらない「異孤」の存在を確かめる実験に協力させられることになった。


京都での検証中、栗生に「異孤」が発生した。

それは栗生が稲田に恋をした瞬間に起こり、「異孤」の発動条件が「恋した相手に接近すること」であることが判明した。

更に、栗生が元の世界では既に死んでいて今は霊体のような存在であり、稲田が元の世界に帰るには栗生がもう一度死ななければならないということが明らかになる。


栗生は自らの命と引き換えに稲田を元の世界へ帰すことを望んだが、稲田は女の領土から追放されてしまった。

栗生と離ればなれになった稲田は、彼女の存在の大切さにようやく気付いた。


栗生への想いを伝えるため自力で女の領土に侵入し、彼女と再会する。

そして栗生に近づいた瞬間、稲田にも「異孤」が発動した。

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