151話 朝ですよー!


5日後


直人がこの世界に来てから21日目の早朝。


珍しく意識がボンヤリしたまま目を開けると、目の前には白く大きいナニかが飛び込んできた、、ぼぉと眺めて回らない思考で答えを探す

お餅?んな訳ない

クッション?こんな肉質的なムチムチしたもんは無いハズだ、、

うん、今ので答えがでましたよ

シンプルでありながら何処か匠の技を駆使して出来たブラジャーから溢れ落ちそうになる程の物量があるにも関わらず、重力に逆らうようにその質量と形を奇跡的に維持してる

【巨乳】様である。

その未知なる谷間の深さは手を差し込んだら全て埋まってしまうのではなかろうか?

ふむ、、しかし、このハリ、ツヤ、、

毛穴が見えない程の透明感のあるきめ細かな白く美しい肌

どんな感触なのだろうか?

すべすべしてる?ツルツルしてる?

弾力は?柔らかいのか?硬いのか?


分からない

なら未知の領域に挑むのが冒険者だ

そう俺は冒険者!

いざ!ゆかん!と手を伸ばし巨乳に触れる瞬間。


直人「ん?あれ?見慣れた天井、、

   コレ前言ったな、、って違うよ!

   なんでやねん!後2秒あったら」



リズ「おはようございます!マスター!

   どうかしましたか?」


直人の顔の前に居るリズは

早朝から天井に手を伸ばしてる直人を不思議なモノを見る様な表情で見ながら質問する。


「あ、いや、なんでもないよ」とどもりながら

リズの方を向く直人


気のせいかなんか神々しい光を放ってる気がするリズさん。

気のせいかな?いや?う〜ん、、

こんなにキラキラしてたっけ?

ま、いっか

サイズは相変わらずなのであまり深く考えるのを辞めた、あんまりリズを見つめると、そのサイズに似合わない巨乳と今朝見た巨乳がダブって見えてしまうので、頭を切り替える為に起き上がり軽く頭を振ってからリセットした頭でリズに話しかける。


直人「おはようリズ、、

   ふぅぅ、、んで?

   今回はどれくらい寝てた?

   また力がミナギッってるんだが?」



リズ「安心して下さい!

   今回は5日程度で完了しました!」



直人「5日ね、、確かに前回よりは短いな

   詳しい話しはそっちに行ってから

   聞くとするよ」


よっこらしょっとじじ臭い掛け声の割に軽やかにベッドから降りるとメインルームに向かう直人

定位置となった高級ソファーに座りラグモクを吸い始める。

寝起きはお馴染みの大賢者である。



直人「ふぅぅぅ、、、あぁ、、、よし、、

   じゃぁ、早速どんな感じに変わったか

   ステータスを確認してから聞くと

   しますかね、、ほいっと」



   

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー➡︎

[名前]海風 直人[みかぜ なおと](S)

[職業]

アーチャー

格闘家

拳聖

剣士

剣聖UP

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーRANK5

HPーーー1,846,860

MPーーー1,068,750

SPーーーー768,000


攻撃力ーー768,900

防御力ーー752,100

素早さーー754,260

スタミナー767,880

回避力ーー752,550

器用ーーー754,800

運ーーーー 347,160


スキル

アイテムボックス

身体機能精密制御(S)


魔法

限定転移(未解放)


加護

リズ


ユニーク

DM(ダンジョンマスター)

【魔装】

【斬魔刀】

【烈光心】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

平均ステータスが75万を超えており、単純にシュナが封印しか出来なかった刺客イカの平均ステータスが35万という事を考えれば単純に倍以上の数値となる。

もはや化け物を超えた化け物なのは間違い無いのだが


直人「おぉぉぉ、、、

  コレまたすげぇ上がったなぁ

  なんだよ攻撃力76万って

  RANK5最強が9万だろ?

  こんなんでも勝てないモンスター

   居るんだよな?」


もう最強じゃね?と思いつつもそんな事を思う度に足元すくわれて来たので一応確認する


リズ「肯定します。

  もはやRANK6程度はどんな敵であろうと

   問題ではありませんが、

   更に上位のRANKでは今のマスターでも

   手も足も出ない程の強さを持つ

   モンスターが居ます」


ですよねぇ、、RANKが上がれば上がる程桁違いの強さになるなぁ


直人「そうかぁ、、、

   RANK5の時もそんな話したよな

   あの時はRANK5最弱だったけど

  今ではRANK6も相手になんなくなったし

   その内なんとかなるんだろうなぁ

   それで?

 今回の【魔装】さんはどうなりました?」


更に強い奴居ますよと言われても最近では、あ、そうなん?って程度に軽く受け止める様になって来た。

恐らく多少苦戦してもどうにかなるだろうと楽観的になって来た直人。


リズ「はい、今回はRANK6の

   素材ということもあり、

   大幅な強化が見込まれると

   思ったのですが、

   素材のみという事もあり、

   新たな技能は覚えましたが、

 想像を超えるものではありませんでした。

   なので、

   吸収に苦労されたマスターには

   申し訳無いのですが、

   余り期待しないで

   聞いて頂きたいと思います」


直人「あぁ、そうなのか、、

   確かに吸収には苦労したが、

   そもそもそんなに強くなかったからな

   多少便利になるなら儲けものさ

   そんなに気を使わなくても

【リズが頑張ってくれたんだから

           何でも嬉しいさ】」


直人の何気ないフォローはリズを普通に

クリティカルヒットしていた。


リズ「(ハートに矢が刺さりました!

      もうダメかもしれません♡)

   そう、、ですか、、

   ありがとうございます。

   では、軽く吸収前までの機能を

   説明させて頂きます。

   まずは、

   自動サイズ調節機能

   自動洗浄機能

   自動修復機能

   自動温度調節機能

   戦闘時全ステータス1.3倍

   ファッション機能

   限定状態異常耐性

   装備強度UPです。

   そこに新しく追加されたのが、

   【水中モード機能】

    この機能は長時間水中や酸素の無い

    場所などでも状況に応じて発動し

    活動出来る様になります」


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