98話 あなたのロマンは何ですか?
まだ距離があるってのになんだあのデカさは?ちょっとしたビルじゃね?
もしかして何体かのモンスターが合体したヤツなんじゃねぇだろうな?
あ、でもなんとかレンジャーの敵みたいに、人型でボコられて、デカくなったら巨大ロボにもっとボコられる敵みたいな感じで
最初から本気出してみました!
的な感じなのか?
でも俺
合体仲間居ないし、ロボットもガ○ダム持ってないんですけど、、
何となく不安になりながらモンスターを見上げる直人。
直人「マウンテンゴリラ?
角あるし一つ目だけど迫力あるなぁ、、、」
残り100メートルを切った所で、
ゴリラ?ボスが
ドラミングをしながら吠えだした。
ドドドドドッッ!!ウガオオオオオ!!!
ドラミングと咆哮が空間と地面を激しく振動させる
直人「まんまゴリラの行動だな、、っと!」
ゴリラ?ボスの威嚇にも動じずに近づく直人に、予備動作無しで直人にその10tダンプカーの様な拳で攻撃する。
お?アレだな、、クマより無駄な動き無いな体の造りの違いなのか、、それともRANKの違いなのかは分からんけど
でも。まぁ、遅いけど。
攻撃を見ながら考える余裕がある程度なので難なく避ける直人
直後
ドゴォォォォン!
地面を大きく破壊し、大きなクレーターを作り、砂の粉塵が舞う
ボスモンスターは既に直人を獲物では無く脅威的な敵と認識しているのか
慢心や油断も無く
続けて反対の腕を振り上げて力任せに握った拳を直人目掛けて振り下ろした。
直人は今まさに振り下ろされようとしてる腕に向かい跳躍すると、空中でボスの手首をを蹴り抜いた。
ドンッッ!!という音と共にボスの腕は振り下ろした軌道を逆行し肩の関節が外れ、手首付近が粉砕した
グルアアアアアア!!!
直人(お?出来ると思ったけど
結構派手に弾け飛んだけど
思ったより硬いな、、
結構遠慮なく蹴ったんだけどな)
装備を気にしていた時と違い遠慮も無く、ステータスも高くなっているにも関わらず、クマ並み感触に疑問を持つ直人
まさか敵が避ける訳でも防ぐ訳でも無く、自分の腕ごと攻撃した一撃で半身が砕けた様な痛みを感じ苦悶げな表情で呻めくボスゴリラはそれでも闘志を萎えさせる事なく敵対者を探すが姿が見えない
ボスが直人の姿を見失ってる間、ボスの頭上高くジャンプしていた直人は、自分の足元周辺をを探して下を向いてるボスゴリラの首に回転しながらかかと落としを炸裂させた。
直人(猿型巨人相手なら!
首の脊髄を狙うのが!
ロマンってもんだよな!!!)
ズンッッッ!!!
ボスの後ろの首に炸裂した攻撃は周辺に衝撃波を放ち、直撃したボスの頸椎は粉砕され、その瞬間ボスは亡骸となり、地面を揺らしながら巨体を地面に沈めた。
シュタと地面に着地すると倒したボスゴリラの巨大な頭部を見上げてなから
直人「このボスはパワーと、
耐久性は昨日のRANK4
のボスよりあったな、、多分」
ステータスが高くなった事、あっさり勝ってしまったので、イマイチ強さが分からない直人であった。
リズ《昨日の時点であれば、
倒せてはいましたが、
耐久性が高い為、
長引いてた可能性が高いです》
直人「そうなの?ステータスの高さはやっぱ
大事なんだな、当たり前だけど
さてと、アイテムボックスにしまったし
飛行型ボスの所行きますか!」
リズ《はい、次は左方向に見えます
丘の向こう側にある岩場付近に居ます
丘にはRANK3ボス級が5匹います
猛獣型です!注意点は特に無いです」
RANK3ボスが既に雑魚扱い、RANK4を秒殺で倒してる時点で、その程度であれば脅威にならない事が証明されている。
直人「あいよ、了解」
気軽に返事し、一服しながら歩いて向かう
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