89話 お世話様です。


直人(ステータスの上がり方が

   凄まじいな、、

   RANKが上がると倒した時の恩恵もまた

   デカイって事か、、、

   ステータス以外も色んな感覚的なモノ

   覚えてると思うけど、

   スキルとかに反映しないんだな)


戦闘関係ステータス9,000台でも装備ボロボロになったのに、2万台となった今では、、

裸族となりながら戦闘するのだろうか?


嫌だなぁ、蛮族だって何か履いてるよ、、

多分。


せめてパンツが欲しい下着のヤツ

この際、褌(フンドシ)でも良いんじゃね?

付け方知らないけど

白褌よりは、やっぱ赤褌だよな!

ってなると捻り鉢巻も欲しくなるな!

褐色の肌に赤褌、捻り鉢巻!

腕には神紋!

何それちょっとカッコイイんじゃない?


まぁ、でも流石にその姿で冒険には出れないわな


人と会った瞬間

お巡りさんコイツです!ってなるわ!


それはそれとして


リズさんは何処に行ったのか、、、


周りを見渡し、いつの間にか補充さてる回復アイテムの入ったガラスケースに向かい

ポーションを取り出して飲みながらソファーに座ると

ラグジュアリースモークを再度吸う


シュキン、、、ジュボッ、、、

すぅぅ、、ふぅぅ、、



暇だな。


どうせ誰も居ないしバスローブ姿で飯食いに行っても大丈夫か、、ん?


背後の宿屋転移陣が光る


光が収まるとそこにはリズが姿を現した。


直人「おっ?リズ何処行ってたんだ?」


転移陣から出て来たリズは真っ直ぐ直人の元に飛んできた。


リズ「おはようございますマスター!

   お待たせしてしまい

   申し訳ありませんでした」


そう言うと深々と頭を下げたリズ


直人「いやいや、起きたばっかりだし、

   特に何してた

  って訳でもないから大丈夫だよ

  それで?

 離れて行動するの初めてだったよな?

 何かイレギュラーな事でもあったのか?」


リズ「はい、イレギュラーと言えるか

   どうかの前にマスターは現在の

   ステータスを確認

   しましたでしょうか?」


直人「ん?あぁ、さっき確認したよ

   今回の上がり方は凄いよなぁ

   昨日の2.5倍のステータスだわ

   上がるのは良いんだけど

   着る服が問題だよな」


リズ「肯定します、想定外ではありましたが

   昨日マスターが討伐に成功した

   フィールドボス二体の素材及び魔石を

   使い全く新しい素材に変換しました

   そのまま防具を作ってしまいますと

  また直ぐ使えなくなってしまいますので

   マスターのマナを組み込む事で

   成長する装備を作る為、私が持つ

 マスターの戦闘データとマナを組み込む

   作業を先程までしておりました!」



またしても直人が惰眠を貪ってる間に、

直人の為に夜な夜な

作業をしていたと思われるリズ


かぁさんがぁぁ夜なべぇぇをしてへそくぅぅりぃ勘定ぉぉしてたぁぁ!


そんな下らない替え歌を思い出すが実際、

今回もまた大変な作業だったのではなかろうか?


本当に申し訳ないやら、有難いやらで

どうして良いか分からなくなる直人

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