異世界から【ありがとう】が届くまで【１】〜修行編〜

７２話 学ばない奴

あれ？とギルドカードをマジマジ見つめる。

直人「なぁ、リズ？

　　　いつの間にかギルドカードの

　　　RANK上がってるんだけど

　　　こんなにすぐ上がるもんなのか？

　　　それと上級ポーションは

　　　やり過ぎでは、、」

リズ「何を言いますか！

　　　上級ポーションは私が

　　　管理し、非常事態の際に使うと先程

　　　説明したではありませんか！」

激おこリズさんである

直人「あ、はい、すいません」

リズ「分かって頂ければ良いのです！

　　　RANKですが、初回からRANK2級の

　　　モンスターとの戦闘し、ボス級である

　　　大型三つ目狼、大型岩頭牛、

　　　毒鎌黒蟲、大蛇はどれも

　　　RANK3級相当です。

　　　なのでRANK2は当然です」

直人「あ、はい、すいません」

リズの剣幕に押され、体を縮こませ、しょんぼりしながら謝る。

リズ「あ、いえ、

　　　私も少し言い過ぎたと思います

　　　ですが、、

　　　マスター専用のダンジョンとはいえ

　　　モンスターは本物ですので

　　　万が一の事態は避けなければ

　　　なりません、、なので、どうか、

　　　ご自愛下さいます様お願い致します」

シュンとしながらも上目使いでそう言うリズ

正直ズルイと思う

強く出れない様にする完璧な仕草

勝てる気がしない

可愛いは正義か？正義だ！！

直人「い、いや、

　　　リズが最高のサポートしてくれてる

　　　のは理解してるつもりだから！

　　　戦えてたからちょいと調子乗ってた

　　　部分もあるし、より一層の警戒を

　　　する様に気をつけるよ」

リズ「ありがとうございます！

　　　では、ラグジュアリースモークを

　　　購入致しましょう」

直人「え？良いの？」

リズの意外な言葉に肩の力が抜ける

リズ「流石に全額使うのはお止めしますが、

　　　最低限の回復、

　　　装備共に準備出来たので

　　　数日分のラグジュアリースモークは

　　　確保しましょう！」

コレぞまさしく飴と鞭

直人「あ、ありがとうございます！」

その後、

直人は駆け足で商品を漁りに行った。

購入したラグジュアリースモーク

【1箱２０本入り】

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リラックス精神統一効果

１本1,000Ｇ＝5箱10万Ｇ

戦意向上集中効果

１本5000G＝5箱50万Ｇ

消化器官強化補助効果

１本3000G＝5箱30万Ｇ

幸福作用快眠効果

1本4500G＝5箱45万Ｇ

活力向上効果

１本4000Ｇ＝5箱45万Ｇ

合計180万Ｇ

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ギルドカード残金。

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ナオト　ミカゼ

ーRANK 2ーー

所属ギルド

ーFreeー

守護神

ー我ー

加護

ーリズー

攻略ダンジョン

所持金56万5,700Ｇ

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直人「コレで勝てる！！！！」

リズ「マスター、、、(買い過ぎ)」