32話 ええ!?

直人「壊れてしまうって

   物騒な話になってきたな

   でも、余程馴染むってそれこそ、

   その世界に生まれた奴じゃないと結局

   駄目なんじゃないのか?」




直人の言葉を聞いたシュナは目を限界まで見開くと

バッバッバッと、手のひらを垂直に広げたまま両手を上げ、両足を広げ、上を向き、数秒溜めた後、

   

両手を直人に勢いよく向けてこう言った


ブンッ!!

   


シュナ「コングラッチュ

        レーションズ!!!!」


直人「うわぁ、、

   なんだよ突然、何だって?」


シュナ「おめでとう!!だよ!!」


直人「はぁ?何が?」


シュナ「さっき直人が言った事!

    その世界で生まれた

    【魂】じゃないと

    適応しないって事!!」


直人「ん?その世界に生まれないと

            適応しない?」


そう呟くと頭の中で整理して考えた


直人「(異世界から助けを求めたけど、

   結局この世界の人間じゃないと魂が

   潰れる、ならなんで俺もこの世界も

   潰れて無いんだ?余程上手く

   馴染んだイレギュラーな

   存在だからか?

   それとも、元々はこの世界の魂だった

   とか?それこそ、まさか、)」



シュナ「正解だよ直人!!」



直人「うえぇ?なんだいきなり?」


シュナ「キミは元々この世界出身の【魂】の

    持ち主なのだよ!!!」


直人「は?はああああああ!?!?」



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