29話 歴史

シュナ「2590年前、 

    さっきの繁栄していた時から

    10年後に、突然、

    ダンジョンの1つが暴走したんだ、

    理由はこの世界を創造した

    神の1人が殺されたのが

    原因なんだけど  

    詳細は今も分かってないんだ、、

    それで、

    暴走したダンジョンはこの王国

    にあった最大級のダンジョンでね

    暴走を止めようと、

    他の神や世界中の人達が

    最深部にある

    コア目指したんだけど」

 

直人とシュナを中心に周囲の景色が切り替わり、地上数百メートル上空から、

大勢の人がダンジョン討伐の為向かって行く様々な武装した種族の数千を超える勇士たちの様子が映し出されていた。

    


シュナ「最深部に辿り着くどころか、

    入り口より先に進む事すら

    ままなら無い程の強力な

    モンスターが

    次から次へと現れて来たんだ。

    溢れ出るモンスター対して

    それに立ち向かうのは神々の加護を

    持つ人族達だけで戦ったんだ

    何故神々が直接手を下さないのか?

    うん、それはね

    この世界の神々はそれぞれ

    司るダンジョン以外の

    ダンジョンでは

    弱体化しちゃうんだよ

    だから神々の力を強く宿した

    強力な加護持ちの人族達に

    頑張って

    貰ってたんだけどね

    やっぱさ、無理だったんだよね

    700年前位まで

    世代交替しながら、

    その時々の時代に現れる

    強力な加護を持った勇者、英雄

    と呼ばる人達でもさ」



約2000年に登る戦いの歴史その一端が 映し出されていた。

    


シュナ「そして600年位前からかな

    徐々に押され始めちゃってね、

    理由は、

    全力で加護をし続けた

    神々の力が弱ってきた事、

    暴走モンスターを抑える事が精一杯

    になってね、

    強い人は前線に立ち過ぎて

    早々に亡くなるかケースが

    続いちゃったんだよ」



勇敢に戦う人達、モンスターに肉親を殺され泣き叫ぶ人達、一騎当千の力を発揮するも連戦による連戦で最後には魔力を暴発させて大量のモンスターを道連れにし自爆した青年。


   

シュナ「このままじゃ飲み込まれるって

    段階まてきちゃってさ

    550年前に神々の力を集結させて

    王国全体を覆う結界を施して」

  


数人の神らしき人物による強大な力を一点に集中させ王国を包む結界を張った様子。




シュナ「結界を施した神々は自分達の

   ダンジョンに戻り、

   そのダンジョンから結界を守り続け、

   残った僅かな力を自分達を

   信仰している人族達に

   加護を与えながら

   今もダンジョンやフィールドに居る

   モンスターを討伐しながら

   生活しているんだよ」



最後は、ダンジョンを中心にした、王国に比べると小規模な町ではあるが、精一杯生きてる人達の様子を映し出して、今はその街の様子を一望出来る丘の上に直人とシュナは居た



直人は今までのシュナの話と

       体験した映像を整理した後



直人「あ、、うん、、、

    とりあえず、そうだな、、」




シュナ「うん、なにかな?」



直人「偶然じゃないって言う

   俺への説明が全然ねぇじゃねーか!」

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