24話 僕だよ!

直人「んっ、、んん?、、うぅ、ん」


なんか気持ちいい、、、


体がふわふわするぅ、、、


今日何日だっけ、、、、、、


??「、、き、て、、おき、、、て、、」


うっさいなぁ、、なんだよ、、

          寝たんだよ、、、


??「おき、、て、、、

     おき、、なさい、!」



マジなんなんだよ、、眠いんだよ、、



??「起きろーーー!!!!」



直人「うわぁ!?なんだっ!」



??「やっと起きたね、、おはよう」



直人「耳元で騒ぐんじゃない、、よ、、

   誰?ってか

   俺ん家じゃないな、、あ。クッソ!」



??「ん?どうしたんだい?思い出した?」



直人「ちげぇよ、、

   知らない場所で目を覚ましたら

   言わなければいけないセリフが

             あるんだよ!」


??「え?そうなの?なら言えば良いよ」



直人「目覚める瞬間じゃないと

   意味ねぇんだよ!

   ってさっきから誰ですか!

   いきなりだし、

   寝ぼけてたから色々

   言っちゃっいましたけど!」



??「覚えてないかぁ、加減間違ったかな?

   僕だよ僕!声で思い出さないかな?」



直人「んん?声?う〜ん、、、」



改めて目の前の人物を観察する。

垂れ目で、色白で、髪は金髪ロング、ニコニコしてる目を見ると青っぽい緑?の目をしてる、ダボ付いた民族衣装みたいなのを着ているが華奢な体躯してるけど恐らくは男?

日本語ペラペラな外人?ちなみ超イケメン

そんな知り合い知らないわ



直人「どう見ても初対面だと思いますけど」



??「やっぱり声だけじゃ、

   ピンと来ないかな?

   んじゃ、大ヒント!

   初対面は全身金ピカ金で

   グルグル回ってキミの

   攻撃弾いてました!」


そう言うとバンザイしながらその場でくるくる周り始めた


なんだコイツ


あれ?でも、、なんか


直人「初対面で金ピカ、、、グルグル、、」


そう呟くとまるでフラッシュバックの様に、トイレから出た所から、金の卵から光が出るまでを一瞬で思い出した


直人「ああああ!!!お前は!キンた、」


??「マ!じゃないよ!!

   金の卵だったけどね」


直人「ええ!?んじゃ金の卵さんは

         人間になったのか?」



??「コッチが本当の姿だよ!

   それに金の卵さん

   じゃなくて、

   シュナイダーって名前あるから

   シュナって呼んでよ」


直人「あぁ、そうなんだ、それはそうと

   シュナさんここは何処なんだ?

   ボス部屋から

   転移でもしたんですか?

   ん?なんかリズが

   大人しいな、おーい、リズー?」



シュナ「シュナで良いよ!

    そんな他人行儀な関係

    でも無いでしょ?

    あれだけ激しい攻防で

    拳を交えた仲なんだから、それと

    リズちゃんは今もボス部屋で

    キミと一緒に居るから

    此処には居ないよ」



直人「一方的な関係だったけどな、

   でも、まぁ、

   違和感半端ないけど、それはいいとして

   ボス部屋に俺と一緒に居るなら

   今の俺はなんだよ、、、って!?

   元の身体に戻ってる!?」



シュナ「あははは、気付くの遅いね!

    でも安心

    してよ、今のキミは意識体だから

    キミの潜在意識が作り出してる姿に

    過ぎないんだよ」


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