誰かに向けてるひとりごと

27日目 とびちゃん

彼曰く、とびちゃんさぁ、今日はどこに行こうか！

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とびちゃん。

最近よく見ているYouTubeに出てくる一般の人です。

オリラジの藤森がやっているYouTubeチャンネル。

ついこの間コロナになったと呟いていて心配でしたが、撮りためていた動画が残っているらしく、多少の更新もあったりします。

ここしばらくよく見ているチャンネルの一つ。

金策のためにちょっとずつコンビニに行く回数を減らすため、食欲を抑えるように気を付けています。

今までYouTubeと言えば大食い系を見てばかりでしたが、頻繁には見れない。

必死で抑えた食欲が耳から侵食してきてしまう。

最初の内はいいかもしれないけど、ずっと見ているとどんどん動画に注目してしまって、気づいたら食欲が爆発している。

「帰りにコンビによってこ」

軽い気持ちでお金を垂れ流してしまわないように。

とびちゃんは藤森のマネージャーさんです。

まだオリラジについてから2年経っていないようですが、藤森にとっては頼りになる存在だそうで。

一昨年の年末、大晦日に長年世話になった吉本を退所してフリーになった彼は自分の会社を立ち上げて独立。

しばらくは自分の力で何とかやっていたようですが、芸人としての仕事はもちろん、出演しているテレビやラジオのスケジュールと折り合いをつけながら、新規の仕事の営業、スケジュール以外の事務処理の管理など、膨大な仕事量に目を回したそうな。

マネージャーがいたことの大切さ、ありがたさを身をもって体感したことで、本来はやってはいけない吉本マネージャーの引き抜きをしました。

それがとびちゃんこと飛松さんだったのです。

一度は断った誘いでしたが、とびちゃんはその後も結構考えて「吉本を出て藤森さんのマネージャーとして頑張った方が面白いかも」と受諾しました。

なかなかの覚悟だと思います。

業界最大手と言ってもおかしくない事務所のマネージャーから、独立したてで売れては落ちていく生き残りの難しい世界で必死に生きている人間のもとに付く決断をできた彼女を尊敬します。

自分なりに人生を考えているからでしょう、そのためなら多少のリスクは厭わない。

藤森も緊張の毎日だと思います。

失敗すれば自分だけじゃなく、ついてきてくれたとびちゃんの人生も棒に振ることになる。

並大抵の覚悟ではできないことです。

それでも楽しそうに動画を回す彼らからは嫌な雰囲気は漂ってこない。

楽しそうに街を回ったり、運転しながら他愛のない話をするのは見ていて安心します。

藤森の少し強引なところにあきれたり、言葉の綾で変な雰囲気になるのをきっぱりと回避したり、チャラ男の相手は大変でしょうけど、2人が楽しめる限り、楽しく動画を続けてほしいものです。

ショートのとびちゃんも素敵ですしね。