4日目 呪術廻戦0
彼曰く、呪いじゃない、純愛だよ。
***
純なる愛。
呪いよりも強く、2人を結び付けて離さない――。
『劇場版呪術廻戦0』
新年早々鑑賞してきました。
本当は1月1日、つまり元日に見てたんですが、書き忘れてましたね。
新年ですし。
書こうかなと思い立ったものが夜のコンビニを求めてさまよって見上げた星空がきれいだったこととか、久しぶりに会った親戚の家でおせちを食べまくったこととかだったので。
外出の少なくなった年越しの過ごし方とはいえ、探そうと思えば意外と話題はあるものだと思いました。
乙骨が最初に喋ったときの感想。
「シンジ君だ!」
以上。
下手に声優を知ってしまうといけませんね。
なじみ深い声優さんが担当していると、なじみ深いキャラの方が浮かんでしまって内容が頭に入ってこないんですよ。
よりによって陰キャで引っ込み思案で自分に自信がないキャラクター性がそっくりすぎて、いやでも同じセリフを口にしているとしか思えない。
一部では乙骨のモチーフはシンジ君だと言われていたり言われてなかったり。
様々な有名作品のキャラクターや構図をモチーフにしている芥見先生。
漫画家ながらアニメの作り方をよく知っているほどのアニメ好きで、禪院家26代当主禪院直毘人の術式「投射呪法」はアニメのコマ打ちを元にした術式でした。
どう見ても酒好きなファンキーじいちゃんというイメージで、アニメなんて見ていないだろうキャラにアニメを元にした技を使わせているあたり、何か感じてしまいますね・・・。
絶対自分たちの趣味なんてわかってくれないであろう親が、実は同じ趣味を持っているみたいな感じでしょうか。
アニメといったら『サザエさん』とか『ONE PIECE』とかくらいしか見ないと思っていた父親が、実は深夜アニメ代表の『魔法少女まどか☆まぎか』とか『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ていたと知った時くらいの驚き。
最近はこれくらいのコミカル描写は当然のようになってきた(いや、昔もそうだったと思いますが)アニメと同様、『呪術』もギャグシーンはしっかり作画を崩してくるので『鬼滅』と同様の匂いを感じる。
昔ながらのオタクには考察のネタが少し減って寂しいですが、わかりやすさが求められている今の時代にはマッチしているんでしょう。
これからの伸びが楽しみです。
ちなみに本編の内容は原作読了組なので知ってました。
しばらくぶりだったので、改めて世界観や設定への理解度が深まる程度、あとは作画そのものを楽しんでました。
大胆なレイアウト、乙骨の過去描写、映画オリジナルの京都側百鬼夜行バトルシーン。
真に迫るものがあって、どれも面白かったです。
特にミゲルと五条のバトルは長回しの激しいバトルがあって手に汗握ります。
乙骨の黒閃描写もかっこよかったです。
新年最初からいい作品を見れました。
今年はなるべく映画をたくさん観るぞ~!
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