誰かに向けてるひとりごと

11日目 セットアップ

彼曰く、以外に時間のかかる作業だ。

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パソコン、届いた。

ようやくです、やっと部屋に彩りがやってきた。

それほど大げさな変化ではないけれど、今までの真っ白な箱から銀光りする硬質な見た目のニューカマー。

それはもう私のあらゆる願望を満たしてくれるような、数億のマスターたちが欲しがる聖杯のような輝きで―――。

箱から出した瞬間、只者ではないと気づいていたよ。

というわけでやってきました新しいパソコン、DELLのInspiron 14。

この子の気に入っている点を今日は紹介していこうと思う。

写真付きでないのが心苦しいが、そこは皆さんの豊かな想像力とGoogle先生の検索力で補ってほしい。

まず画面の大きさがちょうどいい。

というかもうほぼこれに尽きる。

昔の箱型パソコンのように一律の大きさではなくなり、何ならスリムにスマートにダイエットに成功したパソコン。

最近のパソコンの画面サイズはいろいろあるが、今回購入したノートパソコンのサイズは14インチ。

この数値、実はひそかに人気だったりするらしい。

ノートパソコンを選ぶ理由は人それぞれあるだろうが、一番の理由は携帯性。

自宅限定で使うならデスクトップパソコンがあればいいのだが、その余裕のない人は一定数いる。

そんなスペースとお金と心に余裕のない私のような人にはノートパソコンは非常にありがたい存在だ。

でもそのノートパソコンの裾野も広がり、今やデスクトップでしかできないと思われてきた要素重めのハードプレイゲームができるほどのオーバースペックモデルから、キーボード―と分離してプレゼン性を高めた2in1タイプまでピンキリだ。

もちろんスペックが高くなるほど積むべき機構も大きくなるので、画面サイズが大きくなるのは当然のこと。

正直15インチ以上は持ち歩くには重すぎる。

専用のリュックがないと持ち歩くには不便だ。

そして13インチ以下は逆に小さすぎる。

画面の表示可能領域は当然画面サイズに比例するのだが、数多のサイトを表示したとき、13インチ以下ははっきり言って見づらい。

何しろ行数が多くなるのだから支店の往復回数も増えるし、スクロールする長さも増える。

第一、一目で知りたい情報にたどり着ける確率が総じて減っている9のだから、単純に検索するだけでもストレスのもとになりやすい。

私は普段からPCを持ち歩かないが、たまにはカフェに持っていきたい。

でもちょっとした調べものでいちいちイライラしたくない。

その間を取り持ってくれるのがこの14インチだったというわけだ。

大学の時は何となくハイスペック気味のものを持とうとしていたけど、大人な私は持つべきものを選ぶ。

なかなか進まないがそろそろ進めたい執筆のための打ちやすいキーボード、ぱっと見での情報量、直感的な操作性、可も不可もない重さに大きさ。

それだけあれば十分。

いい買い物をしたものだ。

これから会社に行って仕事、セットアップは帰ってからになる。

日曜日なぜか袋に入っていたウイルスバスターのダウンロードキットのことは忘れて、スマートにセットアップをできるように早めに仕事を切り上げようじゃないの。