誰かに向けてるひとりごと

2021年6月

1日目 6月になりました

彼曰く、世間ではようやく梅雨入りしたんだとか。

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６月になっていた…。

早いものでもう６月です。

つい先日までGWだったんじゃないかと思いきや、気づけば1年の折り返し地点に来ています。

バスタオルを変え、服を変え、靴を変え、眼鏡を変え、パソコンを変え、携帯キャリアを変え、クレジットカードを変えました。

本当にいろんなものを変えてしまったなぁ。

見回りのものを変えると世界が変わって見えるらしいです。

誰かが言ってました、誰かが。

果たして私の世界は変わったのかというと・・・。

まだ大きな変化は見えませんね。

せいぜい新しい後輩がついて、自分の仕事に慣れてきて余裕が生まれているくらいでしょうか。

仕事で圧迫されすぎていない今の生活は嫌いじゃない。

でも、どことなく物足りないというか、手持無沙汰な感じは否めない。

実際最近は私よりもほかの人のほうが目立っているように感じる。

自分の仕事をきっちりこなしているのは私も同じはずなのに。

もしかすると私はうらやましいと思っているのか？

私より年下で、私より先に入った半年先輩にあたる同僚のことが。

私の後輩が、先輩にかわいがられているように感じることが。

私とはたまにしか話さない人が、ほかの人と良くしゃべっているのを目にするのが。

たぶんこれは、心の病気だ。

何も問題ないのに、何か問題があると感じてしまう。

勘違い、思い違い、見当違い。

被害妄想を勝手に膨らませて、勝手に悶えて勝手に自滅していくだけ。

考えるだけ意味がない。

そんなことわかってる。

わかってるのに、どうしても考えてしまう。

だからきっとこれは執着だ、今まで周りにいた人への。

自分をちゃんと見てくれているという実感がなくなり、寄る辺をなくした葉っぱのようにふわりふわりと宙ぶらりん。

どこへ行くのも風の向くまま。

気づけば泥沼、ずっぶずぶ。

抜け出すことは出来ず、取り残されて消えていき、忘れられる。

きれいな花にしか目がいかない人たちの背中を見ていることしかできず、直に自分が独りぼっちだということに気づく。

道端に落ちた枯葉のような自分を思い、今日も私は日記を書く。

最近憂鬱だなー。