誰かに向けてるひとりごと

30日目 11月末

彼曰く、未来の私が書いた日記です。

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11月末です、松竹梅です。

ただいまの私は2021年2月の私。

つまり未来の私が書いています。

過去の私のわすれものを埋め合わせるように、年を越した今書いています。

随分虫のいい話です。

ちょっと前に「ちゃんと続けます！」って勝手に宣言して、

勝手に自堕落になっていったくせに。

自分の失態を隠すように振り返っていこうとしているんですから。

誰も気にしないだろうと思ってサボって、

言い訳をしながら自分を慰めているんです。

自分を自分で辱めているようなものですが、

やっておいて恥ずかしいこと甚だしいですね。

勝手に傷ついて、勝手に嘆いて。

子供の駄々よりもアホらしい、茶番です。

そんなところも私らしいと言えば私らしいのかもしれませんが、

いい加減成長してほしいなぁ、と我ながら思うところです。

あとがき的なことを言えば、結局11月の日記はほとんど後出しです。

年が明け、少し時間的に余裕ができた頃に埋めていき、

今日ようやく穴埋めが終わったところです。

虚実綯い交ぜなこの日記。

7割妄想、2割日常、1割本音と本心が基本ベースで書いてますが、

11月が一番妄想でした。

2月に『穴埋め』というタイトルで日記を書いたときなんかは、

自分の自堕落に半分自棄（やけ）になっていましたね。

「くっだらないわー」と思いながら書いてました。

やりたいことをやるために、まず日記を書かないと、と言って。

「じゃあやりたいことを先にやればいいのでは？」

心の中でどれだけ突っ込んだことか。

結局やりたいと思っていることをやろうとしていない、

サボり癖ついたのがバレバレな子供になっていましたね。

今でも相変わらず子供っぽさは抜けていないので、

早いところ大人になりたいです。

初めはどう書けばいいかな、なんて思いながら書いていて、

自分の意見を妄想のストーリーに入れ込みながら書いていましたが、

気づけば私の日常にまで足を踏み入れるようになりました。

仕事自体とか、趣味とかは色々嘘を混ぜてますが、

書き進める内にどこまで本当のことを書こうかと、

境界が曖昧になってしまうこともたびたび。

そのときはそのときで仕方ないのでそのままにしていますが、

それってつまり私の日常。

どこにでもいる、ただの一般人の日記にすぎません。

芸能人やタレントのブログやインスタならまだしも、

完全に自己満足でしかない日記。

面白いことも、恥ずかしいことも、書いていいのか微妙なラインの話も、

「そうだったらいいな」という願望めいた妄想も、

色々混ざりながら書かれています。

果たしてネット上に投稿することに意味があるのか。

見返してみるとつまらないことの方が多いです、正直。

でもここまで書き続けるとそれも積み重ね。

「なんとなく頑張っている」感じがして、ちょっと自信になってたり。

ここからお話をちゃんと書くようになって、小説が出せるようになったりして、

いつか兼業作家になったりするんだろうか、なんて、

それこそ夢のような話を妄想してしまいます。

意味があるかどうかでいえば、私の蚊の鳴くような自信にはなっているので、

無意味ではないです。

ちょこちょこと見てくれている人がいるので、

せめて日記だけは続けようという卑しい根性も働いています。

今まで日記なんて1カ月続けばいい方だったので、

ほぼ毎日1000文字以上、半年以上続けているのは快挙。

雑草魂とまではいいませんが、やめられない止まらない、

おっとっとみたいな癖になる味がしています。

かっぱえびせんだったかしら？

とにかく続いていることは確か。

時々面倒くさくなっていても、書いている間は楽しんでいます。

ここから小説に転化できるかは、それこそ私次第ですが。

楽しみを見つけられたことは私の中で発見です。

これからも色々学びながら、楽しんでいこうと思います。