2021年2月

1日目 2月の目標

彼曰く、今月は1年で一番短い日。


 ***


2月です、松竹梅です。

昨日に引き続いて最近の出来事をば。


1月に入ってようやく心機一転、楽しく仕事ができる!

お出かけできる!いっぱい遊べる!小説書いたり読んだりできる!

色んな想いが錯綜して、思うまま希望を上げていましたが、

現実はなかなかその通りに動くことはなく。

むしろやりたいと思っていることからどんどん遠ざかってしまいました。


一番の誤算と言えば、後輩指導に時間を割きすぎたことでしょう。

世間的には労働時間について厳しくなっている昨今、

コロナの状況を鑑みても遅くまで残っていると白い目で見られるどころか、

会社のビルに電気がついていると石を投げ込まれるんじゃないかという勢いです。

それでも長時間働く、というより職場に残ってしまうというのは、

業界的にも深いところに刺さったまま抜けない癖のようで。

雑談やら何やらをしていると、気付いたら深夜時間に入ってしまうのです。


正直に言えば、仕事自体は終わっているんです。

私は出社してからやることをはっきりさせたいタイプで、

前日帰る前に書いておいたToDoリストに従って仕事に取り掛かります。

やるべきことのうち、最優先の物から順に片付け、

途中で入った重要な案件はその都度対応して、

帰宅時間までに今日中にやるべきことが終わっていることが理想です。

そうすることで次の日にやるべきことが明確になり、

これを積み重ねることでゆくゆくは自分の仕事の先に待っているのが

どういうものなのかを知ることができるのです。

授業の予習をしておくのと同じように、

前もって心構え、下準備をしようという意識が形成されるのです。

「明日はこれをやらないといけない」

「今日これをやり残したけど、週末までにやればいいから他を優先しよう」

自分なりの仕事のルーティンを見つけることができれば、

次の日の出社後のパフォーマンスがスタートからフルスロットルにできます。

気持ちの上だけでも、前日からエンジンをかけることができるということです。

マリオカートのロケットスタートと同じ。

備えあれば憂いなし、早め早めが肝心です。


その気持ちがあれば、早めに帰ることもできるはず。

新人指導の弊害、というのは自分のプライドが傷つきますし、

何より新人の立場がなくなってしまうのでそうは言いません。

ここでの問題点はただ1つ。


「私が早く帰れるなら早く帰るべき」


これに尽きます。

いくら新人がまだ自分の仕事を一人で回し切ったことがないとはいえ、

最初から最後まで、1日中ずっと張り付いてサポートするわけにもいきません。

そうした指導法もあるのは知っていますが、

後ろから支えられ続けることに慣れると当人の成長、経験にならないので、

なるべく放任主義で指導をしてきました。

そも、社会人なのですから、自分なりに考える癖をつけてほしいのです。

私が仕事をする上で苦労したことでもありますが、

だからこそ今後壁として立ちはだかるであろうことに今のうちに向かわせたい。


そして私は早く帰りたい。

心配だけど、新人を残して帰りたい。

とにかく早く帰りたい。

教え始めてもう1年近く、さすがにそろそろ親離れの時期では・・・。

”はじめてのおしごと”が終わるまでは付き合いますが、

私の”次”の成長のためにもほどほどにした方がよさそう。

今月のひとまずの目標は、早めに帰る癖をつけることですね。

1年で一番短い月、早めにその習慣をつけようと思います。

今月も張り切って生きていきましょう!

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