第13話「お風呂の増築」

 商会の増築に合わせて、ライル先生が新しい奴隷少女を買ってきた。

 特に人数は決めてなかったのだが、また十三人。


 年齢層は、みんな十二歳前後。選べるので、捨て値で買える一番大きな年齢を狙ったのだろう。

 慈善事業だと冗談でいったけど、これは営利事業なのだ。

 労働力として使える年齢が欲しいのも事実。

 あと、やたらめったら増やしても、住む場所も教育にも困るし、これぐらいがちょうどいいんだろうけど、十三人ねえ……。


 どうやらこの国には、十三って数が不吉って考え方はないらしい。

 おそらくライル先生は、奴隷少女が一人に一人が付く感じで仕事と鉄砲の扱いを教える形で同数を増やしていくのがいいと考えたのだろう。

 ここらへん、言わなくても先生が考えて動いてくれるので任せておけばいいか。


 商会社屋の増築は建物の規模を倍に増やしたが、一番の特徴が大きな風呂を一階に設けたことだ。

 井戸から手押しポンプで水を組んで、外から薪で風呂を焚ける。

 もちろん、排水口も設けたので水はけも良い。


 やらなくていいと言ってるのに、今はロールが一人で風呂に水を汲んで薪をくべているところだ。

 仕事でも硝石を焚き続けて、風呂も焚き番をやりたがるんだから、どんだけ焚くのが好きなんだよって話だ。

 ドワーフって種族は、どうもワーカー・ホリックの気があるらしい。


 そうやって風呂を焚きたがるのに、風呂にはあまり入りたがらないというのも困ったものだ。

 もしかしたら、ドワーフは種族的に水が苦手なのかなと思って先生に聞いたがそうでもないらしい。

 俺は嫌がる子を風呂に浸けるのは好きなので、あとでたっぷり浸けてやろうと思う。


「それじゃあ、さっそく身体を洗うところから始めるから」

「……」


 奴隷少女ってのは一様に、従順で眼が死んでいる。

 来た始めは、こんなもんだと分かっているので反応がなくても気にしない。


 新しく入った十三人の洗い番は、俺とライル先生とルイーズとシャロンでやる。


「シャロンも洗い番になるのか」

「洗い番に回って欲しいって、ご主人様が言ったんじゃないですか?」


 いや、そんな不思議そうな顔をするなよ。

 そりゃ、俺はそっちのほうが助かるって言ったけど。

 他の子と平等に扱って欲しいんじゃなかったのか。

 まあいいか、ロールにしてもシャロンにしても本人がやる気ならさせておくのが一番良いのだ。


 奴隷少女はみんな灰かぶり姫だ。

 産まれてから一度も洗ってないんじゃないかと思うぐらいグレイの髪と肌をしている。

 グレイというか、これは絵の具でいろんな色を混ぜた結果にできる色なんだよな。

 石鹸で泡立てて綺麗に洗っていくと、みんな元にあった髪と肌の色を取り戻す。

 髪は赤だったり、金だったり、黒だったり、中には緑とか、青も混じってるのがちょっとファンタジーっぽい。


 肌は、やっぱり小さい傷がたくさんある娘が多い。

 奴隷商人だって別にサディストじゃないから、わざと傷つけてるわけでもあるまい。

 奴隷に落ちる過程で付けられたのか、粗雑に囚われた動物のように扱われて付いた傷か。

 傷口を洗ってから、ヴィオラが採ってきてくれた薬草を煎じた傷薬を塗っておく。


 みんな、苦しいとも気持ちが良いとも言わず、されるがままなのが悲しい。

 考えたらロールみたいに、風呂を嫌がったりするようになるのって凄く人間らしいんだよな。

 だからって容赦なく絶対あとで洗って浸けるが、早く風呂を嫌がるぐらいになってほしいものだ。


 そうして、ひと通り洗浄を終えると、タオルで身体を拭くのはシャロン以外の古株の奴隷少女たちも手伝ってくれる。

 一人に一人が担当になる形なので、みんなひと通り自分の担当を見つけて教育してくれると助かるのだが。


「じゃあ、身体を拭いたらちゃんと服に着替えるようにな。自分の衣服が一揃え揃ってることを確認したら、今日は食事して部屋で休んでいいぞ」


 こうやって単純に言っても、来たばかりの奴隷少女は自分の意志で動かない。

 ちゃんと下着とエプロンドレスと靴下と靴があっても、自分が着て良いのだと言うことが理解できない。

 所有という概念を剥奪されているのだ。

 ちゃんと食卓につかせて食事させて、ここが自分の寝るベッドだと教えてやる。

 人間性を回復するのは、なかなか骨が折れる作業だった。


 新顔の十三人を寝かしつけてから、今度は古株のほうの風呂だ。


「おい、ロールはどこ行ったんだ?」

「あれさっきまで居ましたけど」


 ロールが見えなくなったので、彼女と仕事で組むことが多くて、仲の良い元パン屋の娘コレットに聞いたが、居なくなったそうだ。

 逃げたか。

 新入りの奴隷少女たちを世話してやるって仕事はきっちりとこなしてから、洗われる直前で消えるってのがロールらしい。

 まあいい、絶対あとで浸ける。


「まあ、もうだんだんと自分でも身体を洗えるように……って脱ぐの早いなおい」


 シャロンがもう脱いで待ってた。

 うあー、こうして裸体になると完全に育ってるなあ。

 きちんと食べだして止まっていた成長が戻って三ヶ月ぐらいなのにな、実年齢はたぶんまだ小学生ぐらいなんだろ。

 そうだ、子供相手に怖気づいてたら恥ずかしいってものだ。


「よし、シャロンから洗ってやるけど。みんなもう、そろそろ自分でも身体を洗えるようになろうな」


 別にシャロンを洗うのが嫌で、そう言ってるわけじゃない。

 手がかからなくなったら助かるなって話だ。

 シャロンは新陳代謝が激しいのか、出会ったばかりの頃の傷だらけだった肌がすっかり綺麗になっているから本当に良かった。

 今なら娼館でも十分行けるんだろうな、中身があれだから倫理的にまずいが。


「ご主人様、私だけ二回はスルーされて洗ってもらってないので、その分綺麗にお願いします」

「分かった分かった」


 分かったから、俺に前を見せるのはやめてくれ。

 細かい描写はもう完全にマズイ。


 なるべく心を殺して、頭から綺麗に洗ってやる。

 お尻で小さい尻尾が揺れてるのは可愛らしいので、尻尾を見て気を紛らわせよう。

 あと背中とか手首に、ちょっとオレンジ色の毛が生えてるな。

 胸のあたりは、柔らかい余分な肉がたくさん付いててコメントを避けたい。

 股のあたりも程よくオレンジ色の毛で隠れているので助かる。


「よし終わり、綺麗になったぞ」

「えーっ」


 いや、綺麗になっただろ。全身泡でなんとかしたよ。

 俺は頑張ったと思う。


「はい終わりな、あとは自分でも洗えるだろ」

「……」


 そんな不服そうな顔で睨まれても、視線が合わせられない。

 相手は中身小学生だし、ちょこっと別種族も入ってるから気にすることもないんだろうけど。

 むしろ気にしたら負けだってわかってるんだが。

 俺も十七歳なんだから、これ以上は反応しないのが無理なんだよ。

 なんか色々もういろいろ堪えるのに……気疲れして、血反吐を吐きそうだ。


 シャロンの後に、他の子を洗ってるとやっぱ俺はロリコンじゃないってことがよく分かるな。

 楽で仕方がない。

 古株の少女も洗うのも、ライル先生やルイーズが手伝ってくれるのですぐ終わる。


「はい、みんな身体洗ってもらったら風呂に浸かってみろ。慣れれば、気持ちいいと思うぞ」


 とりあえず風呂にも浸からせてみた。

 無理にとは言わないが、なんでも経験だからな。

 風呂は新陳代謝も良くするから身体に良いだろうし、子供のうちに慣れておけば好きになるかもしれない。


     ※※※


 さすがに二十六人が二回に分けて入ったので、風呂のお湯はドロドロだ。

 お湯を全部抜いてから、新しく焚き直してライル先生とルイーズにもゆっくり入ってもらうことにした。

 俺は最後でいいわけだ。


 一応、ライル先生に一緒に入らないかと誘おうと思ったら、その前に一人で入りますと言われてしまった。

 もうダメだなパターンが見えてしまってるから。


 それより、ロールだよ。

 あいつは探して絶対に風呂に浸けないといけない。


 食堂にコレットが居た。

 風呂上りのしっとりと濡れた長いブラウンの髪が艶やかだ。

 この娘も、綺麗にしてれば酒場の看板娘ぐらいは務まる器量はある。

 将来有望株だ。


 コレットは元パン屋の娘なせいか、食事を作ったり給仕することを自分の仕事としていて、みんなに作って出してから最後に食べる。

 コレットが食べてるってことは、ロールはもう食事に来たってことかな。


「ロールはもう食べたか」

「あっ、ご主人様。まだみたいです。あんまり遅いんで食べちゃいましたすみません」

「いや、それはいいんだ。どこに行ったか分かるか」

「もしかしたら、お風呂をまた焚いてるんじゃないかしら」


 それあり得るな。

 俺が風呂に新しく水を汲んでいたときは来なかったが、俺が居なくなったのを見計らって薪を足して、湯加減を見てる可能性はある。

 ワーカー・ホリックだしな。


「じゃあさ、ここでちょっと待っててロールがきたら特別料理を出してやってくれよ」

「えっ、特別料理ですか?」

「オークの肉に、たっぷり塩と香辛料を効かせていい匂いを漂わせてやってくれ。あと今日は風呂焚き頑張ったからって、蒸留酒も出してやってくれ。上等な奴な」

「わかりました」


 ロールは人一倍働くが、人一倍食べる。

 あとドワーフの例に漏れず、まだ小さいくせに酒が好きだ。

 ドワーフの世界では、酒を『命の水』と呼んで、ないと生きた心地がしないらしい

 別にこの世界では子供に酒を飲ませてはいけないってことはないらしいので、好きに飲ませているのだ。

 あいつは、味の濃い食い物が大好きだから匂いが強ければ絶対やってくる。

 それで美味い酒を飲ませれば、根が生えるだろ。


     ※※※


「やっぱりいたか」

「あぅ、ごしゅじんさま」


 なにがあぅだよ。

 捕まえるのに苦労させられたが、やっぱり最後は食堂に戻ったか。


「ちょうど食事も終わりみたいだな、ライル先生もルイーズも出たから俺らが最後だぞ風呂」

「あぅ、まだのみたりない」


 はいはい、あとで好きなだけ飲めばいいからお風呂に行こうぜー。

 しかし、ウイスキーこんだけあけて、よく酔わないもんだよな。

 まあ、逃げまわってたのに俺に捕まったのが多少は酔ってるってことか。


 ロールは、古株の奴隷少女の中でも稼ぎ頭だから、高い塩と香辛料を肉にどんだけ使おうが酒をどんだけ飲もうが、わがままはどんなに聞いてやってもいい。

 しかし、風呂に入らないのだけはダメだ。


 何せ昨日だけでも、こいつはどれだけ硝石を作って、いくつ硝石小屋を建てたのやら。

 汚い話だが、土まみれどころか動物の糞尿まみれで仕事しているようなものなのだ。

 その仕事のキツさを俺は一番良く知ってるので、こいつだけは綺麗にしないと気がすまないのだ。


「はい、服を脱いでな。これも全部洗濯してもらうからな」

「あぅ、ごしゅじんさま」


 さっさとロールを薄汚れたエプロンドレスを脱がせて裸に剥くと、両の手を合わせて頼まれた。


「なんだ」

「おてやわらかに」

「誰に習ったんだよそんなこと」


 もう最後だから、俺もついでに風呂に入ってしまおうと服を脱いで裸になる。

 ロールは、実年齢は知らないが奴隷少女でも一番小さく見えるので、裸になろうが裸を見せようが何とも思わない。

 だから一番付き合い易いのかもしれないな。


「お手柔らかに、全身くまなく洗ってやるから覚悟しろ」

「ひやぁー」


 ロールには真新しい石鹸をたっぷりと泡立てて、全力で頭から綺麗にしてやる。

 赤銅色の髪で、褐色の肌のドワーフでも、磨けば綺麗になるってことを証明してやるのだ。

 実際、耳は尖ってるし容姿も可愛らしい。

 この世界的には、エルフが白妖精で、ドワーフが黒妖精らしい。

 全力で頑張れば、最近のファンタジーで言うところのダークエルフ的なポジションを狙えるはずなんだ。


「俺がロールを磨き上げてプロデュースしてやるからな」

「うあーアワアワ」


 ハハハッ、面白い。

 やっぱ俺はドSなのかもしれないな。

 シャロンみたいに洗ってくれって迫ってくるとキツいけど、洗われるのが嫌だって反応だと洗いたくて仕方がない。

 それにロールの赤銅色の髪も、洗ってると艶やかさを取り戻すのだ。

 褐色の肌も綺麗じゃないか、悪くないぜ。


「よし、完全に綺麗になったな。ダークエルフって名乗ってもいいぞ」

「ごしゅじんさま、あたし、えるふきらいです」


 ああそうなのか、この世界もエルフとドワーフは相性悪い感じなのね。

 じゃあいいや、美少女ドワーフと名乗れ。


「ご主人様ずるい……」

「うあーーー」


 このお風呂場は、かなり高かったが俺がどうしても欲しいと要望して、お貴族様しか使わない綺麗な鏡が貼ってある。

(鏡は、この世界では銀のガラス細工の一種で、お風呂場に張る分を全部買い付けるのに白金貨二枚もした。市民は、だいたい銅と錫の金属鏡を使う)

 その鏡にいつの間にか、オレンジ色の髪が映っていたので、俺はびっくりしてしまった。


「うあーーー」


 俺に遅れて、ロールが同じように声をあげる。

 たぶん、俺の声に驚いて真似しただけだと思う。

 ロールの情けない感じの声が、風呂場に響き渡る。

 俺の声もこんなんだったんだろうな。

 振り返ると、全裸で立ってたのはシャロンだった……。


「私は大雑把に洗ったのに、ロールばっかり丹念に磨き上げるんですね」

「ほら、ロールお風呂に浸かってみろ」

「うわー」


 俺の意識は現実から逃避して、ロールを抱き上げてお風呂場に浸からせた。


「どうだ、お風呂気持いいか」

「あつい~」

「自分が焚いて湯加減見てるのに、浸かるのは熱いのか。ハハハッ」

「ご主人様、聞いてるんですか!」


 うわー、いつになく怒ってるよ。

 スルーさせてくれない。

 もうなんか今日は疲れた、俺も風呂に入ってしまおう。


 はぁ、やっぱ湯船は気持ちいいな。

 ようやくだよ、本当に。


「ロール、百まで数えたら上がってもいいぞ」

「ニ、三、五、七、十一……」


 あれ、なんでロールが素数とか知ってるんだ。

 誰に習ってくるんだろうな、こういうの。

 シャロンも湯船の中まで追いかけてきた。

 今日ほんとしつこいなあ。


「ご主人様……」

「もうわかった、わかったから」


 わかったから、背中に胸を押し当てるのはやめて。

 本当にその感触、ヤバイから。

 疲れてると自制が効かなくなる。


「八十九、九十七、百一。ごしゅじんさまー」

「わかった、もう出てもいいぞ」

「あっ、待ってロール。ちゃんと新しい服を用意しておいたから」


 シャロンは、お風呂から離脱したロールを追いかけて脱衣所に出ていってしまった。

 そうか、ロールの着替えを持ってきてくれたんだな。


(ふっ、なんか焦っちゃったな……)


 なんだかんだで、うちで一番働いてくれるのは、後始末まで考えて仕事を取りまとめてくれるシャロンなのだ。


 シャロンは欠かせない人材だからな、本当に良い拾い物をしたものだ。

 俺は温かい湯船に浸かりながら、自分の巡り合わせの良さに感謝するのだった。


「ご主人様……」

「うあーーー」


 おいもう終わりの流れだろ。

 しまった、さっき二人が出た時に一緒に出れば良かった。


「まだ話は終わってません」

「うああ……」


 湯船にまた入って来ちゃったよ。

 もっと違う場所ならいいんだけど、風呂はマズイんだ。


「なんで、ロールだけ特別扱いで、私だけおざなりなんですか」

「わかった、じゃあこれからスルーした分、シャロンも全力で洗ってやる」


「本当ですね!」


 分かったから、身体をすりつけてくるな。

 獣耳がピンと立って、湯船の中でも尻尾が揺れてるのがわかる。

 もう、そこしか見れないというかな……。


「ああ、だから一つ条件がある。湯船から上がって、そこに座って俺が良いと言うまで目を開けるな」

「わかりました、ご主人様のお言いつけ通りにいたします!」


 言われた通り、洗面台に座って眼を閉じるシャロン。

 よっし、これで最悪の事態は避けられた。

 俺は桶にお湯を汲むと、気合を入れ直して髪から、もう一度丹念に洗い流すことにした。


「はんっ、きゃん!」

「変な声を出すな」

「すみません、ご主人様の手が優しくて」


 本当にコイツ分かって言ってるんじゃないだろうな。

 クソ、身体が育ってるのに心は子供とか拷問だろ。

 だからリアルファンタジーは嫌いなんだよ。


「綺麗に洗うのに集中できないから極力声を出すなよ」

「はいっ、極力出しません、ご主人様……はう」

「吐息みたいなの余計ヤバイからやめろ」

「息を止めます、ご主人様……」


 ああもう我慢しすぎて胸が痛くなってきたから、もう開き直って洗ってやれ。

 生理現象なんだからしょうがないよな。


「もうしょうがないなあ、これ……」

「あっ、ご主人様、そんなとこまで……」

「そんなとこって、どんなとこだよ!」


 結局のところ、頭の先から足先まで綺麗に泡立てて洗わされた挙句。

 脱衣所で丹念にバスタオルで拭くところまでを、しっかりと要求された。

 唯一の救いは、最後まで眼を開けるなという命令は守ってくれたところだ。

 おかげで、下着から服まで俺が着せなきゃならなくなったが。


「ありがとうございました、ご主人様またお願いしますね」

「ああ、またいつかな……」


 もう、本当にどっちがご主人様なのか分からんようになってきた。

 おかげで、その夜は悶々としてなかなか眠れず。

 俺は自分の巡り合わせの悪さを呪うのだった。

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