小説宣伝サイト「YONDEKE – ヨンデケ」を始めてみた
・小説は読んでほしいけど宣伝が苦手
・SNSなどで小説の宣伝をするのが面倒くさい
・web小説を宣伝すること自体何だか気が引ける
そんな方に、もしかしたら向いているかもなサイトを見つけたのでご報告します。
◇HUB. YONDEKE – ヨンデケ
https://hub.yondeke.com/
◆「HUB. YONDEKE – ヨンデケ」とは
簡潔に申し上げると、自作の小説セルフレビュー投稿サイトです。ちなみに「web小説 宣伝」でググって辿り着きました。以下、ヨンデケ公式サイトより引用。
「HUB. YONDEKE – ヨンデケ」では、小説のあらすじやアピールポイントなどをセルフレビュー形式で紹介し、小説を読み始めてもらうまでのハードルを下げたい、そしてランキングなどに関係なく、作品のセルフレビューを読んでもらうことで、読者の「読みたい作品」と作者の「読んでもらいたい作品」を繋げる「HUB」の役割を果たせたらと思っています。
小説投稿サイトではなく、自作のセルフレビュー投稿サイトというのはありそうでなかった発想なのですよねぇ。
◆ヨンデケに宣伝として投稿できるもの
1.自分が書いた作品であること
2.小説であること
基本的には上記の2点クリアで投稿可能ですよとのこと。
◆小説であることについて
「コレ、エッセイとかはダメなのか?」と思いまして。カテゴリー一覧確認したところ、「エッセイ・ノンフィクション」とありますので。それこそ小説投稿サイトに投稿しているようなエッセイならOKなのではないかと。
◆なぜ自作小説の宣伝限定なのか
こちらについては再びヨンデケ公式より引用。
第三者のレビューというのは、悪い面を見てしまうと、自作自演や故意的に他者の作品を貶める行為などを取り締まるのが不可能に近いという側面があります。しかし、レビュー自体は悪いものでもなく、作者にとっては嬉しいものです。しかし、それをメインのコンテンツとして小説のレビューサイトにしてしまうことは、いろいろな弊害があると思い、作者自身によるセルフレビューが、コンテンツとして一番ふさわしいという、ヨンデケ運営の判断です。
確かに。
セルフレビュー以外をOKにしてしまうと、意図して作品を悪く云うユーザが必ず現れるので。そこへの対処が困難であるぶん、セルフレビューをメインとした次第──とのこと。
自作をわざわざ悪く書く人はいないと思うので。実質やさしいせかい。
このあたり、西野亮廣さんのレターポットと同じ匂いを感じました(中身は全然違いますけど)。あちらは文字を買わせるという手法でつくったやさしいせかい。
◆ヨンデケの宣伝効果とは
さて、ヨンデケの気になる宣伝効果なのですが正直まだ何とも云えません。
今日試しに登録したばかりというのもあるのですが、気になるのはヨンデケ公式ブログが2019年8月15日を最後に更新途絶えていることでして──。ヨンデケ公式ツイッターも2019年8月30日のツイートを最後にストップしているのですよね。
◆そもそもヨンデケの全メンバー数って何人なの?
ユーザー検索したところ、2020年12月20日時点でメンバーは191人です。
ただメンバーは今なお少しず~つ増えている模様。これを”穴場”ととるか”僻地”ととるかは各々の判断にお任せしますって感じですかね
私の場合はブログのネタとして登録してみた感が強いのですが、事実面白いコンセプトではあると思うので、運営者さんにはぜひ頑張っていただきたいところです。
◆まとめ:いまヨンデケを応援したい理由
近頃SNSをやっていて、「SNSってポジションによってはもうオワコンなんじゃね?」と思う瞬間がいくつかありまして。
某ビジネス系Youtuberが「今の時代はバズらせる力が大事! 人の心を動かす文章力を鍛えよう!」みたいなことをおっしゃっておりまして。
人の心を動かす文章力がいつの世も欠かせないことは事実ですし、ただ文章力を鍛えようと発信するよりか「バズらせる力」と云い換えた方がキャッチーですので、そのような云い回しと相成ったのだろうなぁ──というふうに思うのですが。
安定してバズるツイート発信できるのって既にインフルエンサーと化している人だよなぁと。
正直インフルエンサーのツイートってイマイチな中身でもそこそこバズるじゃないですか。有益なことつぶやけばバズりやすいというわけでもないので。「SNS難しい~奥が深い~」というよりこれに注力し過ぎること自体そもそもどうなん? というのがここ最近の見解。
◆そもそもただバズらせてもメリットはほぼ皆無
https://twitter.com/GtH4uTlfJ5mFvlL/status/1299300962990002177?s=20
私、上記ツイートがバズったとき、内容が内容だしカクヨムやブログに流入あるかなと薄っすら期待を寄せたのですが、これがびっくりするほどなくて。「あっ、マジでツイートしか見ないんだな」と思い知った次第。
というか、あの当時自分をフォローしたユーザーのプロフから察するに、Twitterってつぶやきの”中身を問わず”ある程度拡散されているものに飛びつくだけの層が一定数居るのですよね。
SNSが世に浸透してユーザーのスルースキルが高くなり過ぎてしまった。
そこで現インフルエンサーから「バズらせる力だ!」と云われても「いや、もう状況がね(笑)」というのが率直な感想(ただ、人の心を動かす文章力が大事であることは確かだと思います)。
だからこそ、こういった「SNSが苦手な人向けのサイト」には本来頑張っていただきたいのだけれど、いかがか。ではまた~。
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