「一年あっという間だったなぁ」と感じているあなたへ②
・あなたが一年を振り返ったとき、今年も大したことしなかったなぁ~と落ち込まない方法
答えが気になるあなたは、読み進めていただければ幸いにござい。
前回はこちら
「今年もあっという間だったなぁ」と感じているあなたへ①
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896176243/episodes/1177354054934019242
別に「えっ、もう一年? 今年は楽しくてあっという間だったなぁ」であれば構わないのですよ。「えっ、もう一年? 今年もこれといって何もしていないなぁ」が続くとヤバいよねというだけで。だから、今年一年満足度高過ぎて気づいたらもう10月です! テイッ!」みたいなあなたは読まなくて大丈夫です。
さて、前回『「えっ、もう一年?」を「えっ、まだ一年?」に変える方法について迫りたい』と予告したのですが、コレはっきり云って難しいです。
やめて、肩でリズミカルに風を切りながら距離詰めてこないで。
というのも、カンザス大学の研究で時間があっという間に過ぎる原因について調べたものがありまして。結果、人間って過去を振り返るときに「今年一年」みたく大きな枠組みで捉えると「あれっ、今年何かしたっけ?」と。時間がスピードアップしている感覚に陥るふうになっているのですよ。
だから「今年一年かぁ──」という振り返り方と「あっという間だったなぁ」という感覚って切っても切り離し難いのです。
こちら対策としては振り返り方を工夫するのが最適でして。たとえば日記をつけるとかエッセイを書くとか、毎日あるいは隔日──そういう短いスパンで「今日何したかなぁ」「今週何を学んだかなぁ」と振り返る習慣を身につけることで「なんだ、今年一年色々やったじゃん。来年もいけそうな気がする!」と思えれば良いわけです。
結局、一年単位で振り返りをしても人間って余程のイベントでないと記憶にないのですよ。大切なのは「来年もいけそうな気がする!」という帰結に至ることですから。
そういう観点から云うと、たとえば日記は「昨日と違うところ」「今日初めて取り組んだこと」なんかを書くのがよろしいのではないかと。ね、仮に一年間欠かさず日記つけたところで全頁「おうどんがおいしかったです₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾」だったら「いけそうな気がする!」とはならんじゃないですか(某うどん県をディスっているわけではないので悪しからず)。
さて──前回から引き続き読んでくださっている方の中には、もうお気づきの方もいらっしゃるやもしれませんが。
この結論、前回触れたシンプルイズベスト──新天地に飛び込むことなんですよねぇ。
やめて、脇腹にワンインチパンチもどきを当ててこないで。
この点に関して、株式会社divの代表取締役真子就有さんの云っている「コンビニで変なお菓子を買え!」という話が好きで。要は新しいことに中々挑戦できないでいる人は、まずコンビニで誰も買ってなさそうなお菓子を買うという超絶ハードルの低い挑戦から始めようということなのですよ。
いつも行っている定食屋で普段ならA定食のところをB定食頼みました。いいじゃないですか。通勤・通学いつもと違った道通って帰りました。いいじゃないですか。自販機で何が出るかわからないクエスチョンマーク押してみました。いいじゃないですか。何だったら三六五日うどんチャレンジしてもいいじゃないですか! おうどんがおいしかったです₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
と、そんなわけで「あなたが一年を振り返ったとき、今年も大したことしなかったなぁ~と落ち込まない」ためには結局挑戦が欠かせないわけですが、それ自体は決してハードなものでなくとも構わないのです。
今日の自分は昨日と違うと思えればいいわけですから。その積み上げが「いけそうな気がする!」に繋がるわけですから。ね、こんな情報を発信しちゃった以上は、私も今日の晩御飯、行ったことのないお店に入ってみたいと思います。ではまた!
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