ロープと真実

この世界に置いて最後の戦いが始まろうとしていた。

イエローストーンから出撃するO5-1、 バルド、 レーア、 ゴハン・ソロ

ハウ、 ウェッジ、 シャル、 ケイ、 マドカ、 グレン

ナル、 エミリー、 グリード、 ゾーバ、 トゥーンウィ、 ラマス、 シャーク

そしてO5-1の近衛10名の27名。


マックス、 カラースプレー、 トレジャーハンター

ミレニアム・ファルコンはイエローストーンに残った。

ミレニアム・ファルコンは負傷しており

マックス、 カラースプレーは数多くの

スシブレーダー達の派閥の長で彼等を見捨てられないと残ったのだ。


一方、 ダークネスシ帝国側も追撃に走る。

闇寿司の元締め"闇"を筆頭に

寿司の暗黒卿シャリーラ13世、 アソウ・タノ、 サーストン、 フグ、 バリゾーゴン。

そしてヤミマスター、 ピースメイカー、 サー・アイ

そして"闇"が秘蔵していたヤミマスター、 カプサイシン、 キャタピラー、 インゼリー。

計11人の凶悪なスシブレーダー達が追撃に向かい。

大部分のスシブレーダー達はイエローストーンに向かったのだった。


果たしてバルド達はSCP-1968を発動出来るのだろうか?

その答えは神のみぞ知る・・・





イエローストーンからSCP-1968までの行軍は2日以上かかり

1日目何事も無く進行が済んだのだった。


バルドは行軍中にまともに他のスシブレーダー達の事を見る事が出来なかった。

彼等を殺す様な事をしているのだ、 当然である。


「・・・・・」


レーアの胸を借りて泣いたがそれでも割り切れる物じゃない。

バルドは自分のテントの中で横になった。


「バルド、 今良いか?」


ゴハンがバルドのテントに顔を出す。


「・・・何ですか?」

「ちょいと話が有るんだ、 すまんが来て貰うぞ」

「・・・分かりました」


憂鬱な気分になりながらバルドはテントの外に出た。


「・・・・・」

「バルド、 お前如何したんだ?」

「え? ・・・!?」


外に出ると後ろからロープで拘束される。


「これで良し、 っと」

「良しじゃないですよグリードさん!! これは一体何の真似ですか!?」

「落ち着け、 別に取って食おうって訳じゃない

暴れられたら困るからだ」


グリードが冷静に説明する。

そして別のテントに移動させられるバルド。

そこにはO5-1と近衛、 そしてレーア以外のメンバーが揃っていた。

そしてゾーバが口を開く。


「さて、 とバルド、 我々とお前はそれなりに長い付き合いだ

だからお前が何か我々に隠しているのは明白だ、 だからそれを話してはくれないか?」


ゾーバが静かに語った。


「断ったら、 爪を捥ぐ」


脅しながら。

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