ヴォルフガング家の将来

闇とは一旦別れたヴォルフガングはヴォルフガング家の邸宅に着くと

使用人全員に無理矢理バラムツを食べさせて腹痛で脱糞させ拘束した。

次に自分の父親で有るヴォルフガング氏の元にやって来た。

ヴォルフガング氏の部屋では生き残った執事や使用人達が籠城していたが

そんな事は知らぬとヴォルフガングはバリケードを叩き壊した。


「どうも、 ただいまですー」

「アナキン・・・何のつもりだ・・・この騒ぎは・・・」


ヴォルフガング氏は病床の身でありベッドに横たわっていた。


「いやいや、 僕からパドメを奪った復讐ですよ

何の慰めにもならない単なる憂さ晴らしですがね」

「パドメ・・・? 奪った・・・? どういう事だ・・・?」

「はっはっは、 恍けても良いですけど、 どっちみち死にますよ?」

「そ、 それは違います!!」


執事長が前に出た。


「パドメ、 さんとおぼっちゃまを離したのは旦那様の指示ではありません!!

私の指示です!! ヴォルフガング家の名を貶めずに残して行く為に」


ヴォルフガングはバラムツを射出して執事長を殺害した。

この時のヴォルフガングの憎しみは凄まじく、 バラムツの聖霊を呼び出す事に成功した。

しかしヴォルフガングは怒りに震えてその事実に気が付くのは後の話。


「・・・・・・・まぁ、 話を戻しましか

パドメは死んでしまった訳です、 貴方の執事長のせいで」

「何の事だか分からない・・・」

「パドメは僕の恋人です、 そしてここに来た事で離されてしまった」

「ま、 待ってくれ、 執事長は貴族の令嬢と君が懇意だと言っていたぞ!!

プレゼントも既に渡したと・・・」

「あ、 そう、 その貴族の令嬢とやらも始末しておきましょうか

兎も角、 貴方達はこれから腹を下してうんこに塗れて死んでいく訳ですが

まぁ、 お父さん、 貴方の意志を汲む事にしましょう」

「私の・・・意志だと?」

「えぇ、 貴方は僕に家を継いでほしい、 本当ならば死んでもゴメンですが・・・

まぁ家名を継ぎましょう、 ヴォルフガングの名を名乗り続ける事を約束しますよ」

「ほ、 本当か?」

「えぇ、 これからヴォルフガング家はうんこの代名詞となるんです

この屋敷もうんこだらけの汚辱に塗れた場所になるんです

これから永久にヴォルフガング家はうんこその物になるんです」

「な、 なんだと・・・」


ヴォルフガング氏は絶望に満ちた顔をした。


「や、 止めてくれ!! 家名を貶めないでくれ!!」

「はいはい、 じゃあお父さん、 貴方もうんこだらけのゴミ屑になりましょうねぇ」


そう言ってバラムツを喰わせるヴォルフガングであった。

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