第二章:闇の攻撃

オープニング・クロール

勇者召喚に対して攻め込んだ魔王及び四天王達だったが

"闇"との戦闘でヨモヤマバナシとサンテンリーダが戦死。

バリゾーゴンが離反し四天王はイイッパナシの一人だけになってしまった。

魔王は魔王城に帰還した後に魔物達の動揺を避ける為にヨモヤマバナシの副官の

ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロックと

サンテンリーダの副官のアーマゲドン。

そしてバリゾーゴンの兄であり怪我により一線を退いたマントラを新しい四天王として登用した。

魔王は拠点の魔王城にて対策を練り始めるも裏切り者のバリゾーゴンを警戒して

急いで新しい拠点を探していたが移動を察知されない為に少数での捜索となった。


シャリ王国ではシャリーダ13世の即位と

彼によるスシブレードの普及が行われスシブレーダーの軍団が出来る日も近い。

反対する者は精神酢飯漬けにされるか暗殺され

闇のスシブレーダーが支配する暗黒の国となり始めた

他国に情報もまるで出て来ない為、 他国も介入が出来ずにいた。

他国は魔王によって侵攻された事から魔王に支配されたと考えており

手を出しても旨味が少ないと判断され誰からも助けらない事態になっていた。


一方の"闇"はシャリ王国からブタの男とバリゾーゴンと共に魔王討伐に出かけた。

"闇"は魔王と言うのが脅威ならば予め倒しておいた方が良いと判断したのだ。

そのついでに闇のスシブレーダーに適性の有る者達を探し出して

闇のスシブレーダーにする事も彼の目的の内の一つである。

"闇"は鶴帝国を抜けてサンシャイン王国を通り過ぎ、 マナ法国を経由して

魔王が潜んでいる魔王城に向かう手筈だったのだが

闇のスシブレーダーの適性を持つ者への声掛けでかなり時間が経過してしまった。

特に鶴帝国の漁村に立ち寄り鶴帝国の軍人を倒してスシブレードを広めたのは

非常に時間をロスしてしまったとバリゾーゴンも焦りを見せ始めた。

鶴帝国も軍人を始めとした人員の行方不明が多発している事から何者かが国内で

何らかの工作をしていると察知し

鶴帝国八十八剣聖から序列八十一位『短刀』のシャアク

序列七十三位『ハルバード』のティン

序列五十三位『モーニングスター』のコーラー

序列三十一位『スリングショット』のフィストー

序列九位『ガントレット』のウィンドゥの五人を調査隊として送り込む事を決定した。


果たして"闇"は魔王が居城を変える前に魔王城に辿り着いて魔王を倒す事が出来るのだろうか

それはまだ分からないのであった。

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