第十二章:ヴォルフガングの願い

オープニング・クロール

サンダリ牢獄に囚われていたサイ一行は全力疾走でバルド達の元に向かう事になった!!

途中休憩を挟む時間的余裕は無い!!

大怪我を負ったトレジャーハンターはミレニアム・ファルコンが引く馬車に乗れるが

その他は全員走りである!!

サンダリ牢獄からバルド達の元までは全力で走っても半月以上はかかる!!

全力で行ってもダースシ・ヴォルフガングの軍勢が

数日はバルド達を襲う計算になる!!

何と言う事だ!!


しかしバルド達は腹を括っている!!

各々が出来る事を全力でやっているのだ!!

だからこそサイ一行も全力で走るのだ!!

全力でやれる事を一生懸命にやっているからこそ

サイに闇のスシブレーダー達が惹かれてサイに付いて行った様に

バルドも一生懸命やって勝利の女神を引き寄せる事になるのだ!!


一方その頃ダースシ・ヴォルフガングはバルドと過去に自分が捕えていた

レーアが関係がある事を既に掴んでおり、 バルドと引き換えに

レーアに交渉を持ちかけていたのだった。

その交渉内容は『行軍の中止と引き換えに件の品を渡されたし』と言う物だった。

件の品、 それは過去にオーガス王が言っていた

『レーアの領地にあるあらゆる願いが叶う物』の事である。

ダースシ・ヴォルフガングの勝手な行動をキャッチした"闇"は護衛の名目で

監視としてダーク・イタマエをダースシ・ヴォルフガングに付ける事にした。

ダーク・イタマエが監視で有る事を察したダースシ・ヴォルフガングは

ダーク・イタマエを買収しようと試みるも失敗。

ダーク・イタマエとダースシ・ヴォルフガングの戦いが始まった。


両者の戦いはダーク・イタマエが只管にダースシ・ヴォルフガングとの

落としどころを探し続けながら行われた事により

互いの消耗はそこまで酷く無かった。

最終的にバルドを人質にする事でレーアとの交渉に使う事で何とか両者は和解し

ダースシ・ヴォルフガングとダーク・イタマエはバルド達の元に行軍を再開した。

そしてこのスシの暗黒卿二人の元にサンダリ牢獄陥落の報が飛び込む。

そしてバルド達の元に合流しようと全力疾走している事も・・・


二人は諍いで一時行軍が中断した事で勝機を逸すると危惧し

彼等も全力疾走でバルド達の元に向かったのだった。


果たしてバルド達の元に辿り着くのは

ダースシ・ヴォルフガングとダーク・イタマエの軍か!!

サイ率いる囚われていた闇のスシブレーダーと三国軍残党連合か!!


果たしてバルド達は無事に帰る事が出来るのか!!

乞うご期待!!

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