迫りくる決着

プラスチックとトレジャーハンターは修練場にやって来た。


「こうして二人で戦うのは久しぶりだな」

「そうだな、 お前が狂う前までは何度か模擬線をしたが・・・」

「模擬線ね、 本気で俺を殺そうとした記憶が有るが・・・気のせいか?」

「模擬線で殺そうとしたから」

「お前に恨まれる覚えは無いぞ?」

「・・・・・ロシュディ、 トグルータを覚えているか?」


ロシュディと言うのはトレジャーハンターの本名である。

彼等二人は幼馴染なのだ。


「忘れる筈がない・・・俺の婚約者だった女だ」

「奴はお前のせいで死んだんだ」

「・・・・・」

「お前がオゴポゴなんて居もしない魚を捕獲する為の無謀な冒険のせいで!!」

「オゴポゴは実在する、 何度も俺はお前に言っていた

前回は俺がオゴポゴを使いこなせず敗北したが今回はそうはいかない」

「お前はオゴポゴが居ると思っている様だがオゴポゴなんていないんだよ」


今二人が激突する・・・






一方その頃


「舐めるなよおおおおおおおおおおおおお!!」

「喰らええええええええええ!!」


ヤミ・マスター二人組の登場により戦線は膠着した!!


「くっ!! なんて強さだ!!」

「ぐぅうう・・・トレジャーハンターが戻る迄耐えるんだあああ!!」


スシブレーダー達も応戦する!! しかし戦力差は圧倒的!!


「数が多いとしり込みしていたが廊下で戦うならば

一度に戦う数は限られている!! これならいける!! いけるぞおおお!!」

「!! サーアイ!! そっちは任せた!!」

「シュリンプ!? どういう事・・・!?」


サイが解き放った三国軍捕虜が武器を構えて

サーアイとシュリンプ・ウィズ・バジルソースの元に向かって来ていた!!


「くっ・・・」


ヤミ・アプレンティス達の援護をしてやりたいが

前面のスシブレーダー達を押さなければキツイ・・・。


「任せた!!」

「行くぞオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」


シュリンプ・ウィズ・バジルソースが海老のバジルソースがけを放った!!

サイが疾走する海老のバジルソースがけに短刀を投げる!!

しかし海老の尻尾に弾かれてしまう!!


「なんと!?」

「伊達にヤミ・マスターになってはいないわぁ!!」

「うおおおおおおおおおお!!」


サイは海老のバジルソースがけに剣と突き立てる!!

何とかを海老のバジルソースがけを止める事が出来た!!


「まだまだあるんだよぉ!!」


二個目のスシブレードを放とうとするシュリンプ・ウィズ・バジルソース!!


「こっちもだ!!」


ミーナが弩でシュリンプ・ウィズ・バジルソースに矢を放つ!!


「くっ!!」


腕で致命傷を避けたシュリンプ・ウィズ・バジルソース!!

しかし迫りくる捕虜達に一体如何するのか!?

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