妖怪グルメをめしあがれ!

作者 狐塚メゾン

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★★★ Excellent!!!

古今東西あやかし系の作品はたくさんありますが、この作品は、そこにグルメという要素を加えて、差別化に成功しています。
怖い妖怪とのバトルや、可愛い妖怪との交流、わりと厄介なヤツら(そこは妖怪なので(笑))が次々に現れますが、
総じてお料理を通じて彼らと仲良くなっていくというアイディアが、最後までしっかり活かされています。

本作は児童向けらしい明るくまっすぐでポジティブな展開を貫きます。
けれども人間側、妖怪側のキャラクターそれぞれに、過去に抱えたものがあったり、悩みがあったり、思わずほろりと来てしまうような瞬間もあったりして、深みもあります。

章を追うごとに現れる妖怪たちの描写もイキイキとしていて、みんな好きになれます!
ホントに7万字あった?と思ってしまうぐらいテンポがいいのは、そんなキャラクターたちの会話劇が楽しいからでしょう。
あっという間に読めると思います!

妖怪がお好きな方、個性的なキャラクターのコミカルな掛け合いを楽しみたい方、グルメものをお探しの方には、特におすすめです!



★★★ Excellent!!!

料理が好きなバンジョーはそれだけでバカにされてしまう。
それでも料理が好きなのに恥ずかしいと思う自分がイヤになってしまうバンジョー。
しかしたまたま出会った酒天童子から励まされ、その腕を活かす機会を得ます。
妖怪グルメ親善大使。
はたしてバンジョーは役目を全うできるのでしょうか?

何より作者様のウンチクや知識が半端じゃないです。
妖怪、食材、各種レシピ。
本当に勉強になります。

ストーリーは明るく前向きで王道。
登場人物も存在感バッチリ。
小学生から大人まで楽しめます。

★★★ Excellent!!!

妖怪と聞くと、みなさんどんなのを想像しますか? やっぱり怖いですか?
ですがそんな妖怪達も、人間と変わらないところがあります。それは、美味しい料理が大好きだということです。

ふとしたことから、妖怪グルメ親善大使のお手伝いをする事になった、料理好きの小学生バンジョー君。人間とは違う妖怪達にビックリしながらも、持ち前のポジティブさで切り抜けていきます。
ですがそんな彼も、最初からそんなに前向きだった訳ではありません。なぜそうなったかは冒頭で書かれるのですが、それを心に留めながら読んでいくと、よりいっそう、頑張る彼の姿を応援したくなってきます。
全ての妖怪達を笑顔にできる料理を作るため、頑張れ妖怪グルメ親善大使!

★★★ Excellent!!!

料理が好きな小学生の男の子、バンジョーの住む銀杏町には、たくさんの妖怪が住んでいる。
普段は関わらない人間と妖怪ですけど、バンジョーくんはひょんなことから、妖怪達を笑顔にできる料理を作る、妖怪グルメ親善大使のお手伝いをすることに。

一口に妖怪と言っても、気のいいやつもいれば、人間を食べようとする恐ろしい妖怪もいます。
そんな妖怪達と料理を通じて心を通わせる様子は、読んでいて暖かな気持ちになって、また、妖怪の食の好みの描き方がとても面白い。作者様の想像力の豊かさがうかがえます。

頼りになる上級生の男の子や、妖怪マニアの女の子を味方につけて、最高の料理を作りましょう!