毒が抜けるまで

 こんばんは、このはりとです。


 仕事からくる精神的な毒にやられ、しばらく「書く」「読む」どちらからも、意識して遠ざかっていました。書こうとすると頭がイヤな熱を持ち、読もうとする意欲がまったくわかない、そんな日が続きました。友人や、もしかするとこれから友人になるかもしれない人に毒を振りまきそうな、そんな気がしましたので、カクヨムを遠ざけたのは正解だったと思います。

「このままカクヨムをやめるのかな」と頭をよぎりましたが、そうなったらそうなったで、と深く考えず、無理はしませんでした。何も書いていませんので、カクヨムからの通知は少なく、静かなものです。

 そうして数日がすぎ、またあの熱に襲われるのかと緊張しながらキーボードを打ってみると、やや胸のあたりに重苦しさはあるものの、なんとか文章をつづれました。操作は体が覚えているものですね。

 心に浮かんだ言葉を出し切ったあとは、すっかり休んでしまった「読む」を再開します。



 つづく

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