応援コメント

タワー・シックネス」への応援コメント

  • リンゴの収穫、なんとなくUFOキャッチャーみたいだなぁと思いながら見てましたが、確かに汚染されたら大変なことに。水耕栽培とか、病気がつくと一気に全滅するらしいですもんね。
    今回、魔術の話が掘り下げられてて面白いです。増えたり減ったりするって、不思議な感じですね。クローディアの中に入ってしまった魔素は時間が経てば自然消滅、なんてこともあり得るでしょうか。
    カイ君は、訓練では制御できない系なのですね……

    作者からの返信

    ≻UFOキャッチャー
    そんな感じだなーと思いながら書いてました(笑)。あんまりメカメカ・オートメーションしすぎると過剰にSFチックな感じになってしまう気がして、そのあたりの塩梅というか、見せ方は今回ちょっと悩みものでした。
    塔ってあくまで建築物・機械なので、「自我」を持ってるような印象にはしたくないのですよね。あくまで人間の意思に従って動く道具という感じにしておきたいのです。
    そうすると、塔を造った旧文明の人々の意図を現代に生きる人々がきちんと理解している、ということにしておけばいいかなと。
    現代の人々は塔を通じて旧文明の人々の価値観と向き合っていて、それがエトルキアをはじめ現代の人々の基礎的な知を形成しているのしょうね。
    防疫の意識もやっぱりそのあたりに絡んでいると思います。
    外気に触れさせておくと、フラムが入ってくるおそれもありますけど、鳥とか虫とかが病気を運んできちゃうので食料と水は特に衛生レベルが高いですね。完全密閉です。塔の上に生きる人間たちは無償でそれを与えられるわけで、ある意味彼らそのものが温室育ちなのかもです。

    魔素は第1章でナノマシンだという説明(?)がありましたけど、これってたぶん牛の胃の中にいる微生物とかと似たような存在様式です。体内にいるだけで人間とは別の生き物だけど共生関係にある、という。よく使われれば増えるし、使われなければ減る……のでしょうか。「食べ物」があれば減っても最低限の個体数は残りそうですが……。
    クローディアの体内に入った魔素と奇跡との兼ね合いもまだまだ練りどころですね(汗)。
    そんなわけでヴィカが「訓練でどうにかなるものか」と答えあぐねているのは「魔素次第だぞ」という意味であって、必ずしも詠唱の反復練習とかをやっても無駄だ、という意味ではないと思います。ただいきなり強力な魔術を使えたということは、何らかの事情で血中魔素が力を蓄えたまま生き続けていたんでしょうね。さてはてそれはなぜなのか……。