514球目 無理に勝負はしない
「ファール、ファール!」
ライトスタンドに飛び込む大ファール。少しズレたらホームランだった。
「あっ、あぶねぇなぁ」
「コラ―! 勝負しろ―!」
「弱虫毛虫―!」
何とでも言え。次の
プルヒッター(引っぱりがちなバッター)の
「ストライク!」
「ストライッ!」
3球目は外のスライダー。
「ボール」
これも打ってこない。あくまでインコースを待つつもりか。
「ハッ!!」
強引に引っ張った打球が、三遊間を抜けた!!
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます