491球目 全く緊張していない
「ナイスプレー、
俺は
「こんぐらい晩飯前やぁ!」
「それ言うなら、朝飯前ですよ」
「こまけぇこたぁええねん!」
ホントにサードが
「5番ファースト
次からはまともなリードに戻るだろうと思ったら、またスローボール。もう知らんぜ!
安藤の引っぱりの打球がライトの奥深くへ。
「スリーアウト! チェンジ!」
ハァ。これがセンバツ優勝校の強力打線か。
「ミスター・ミズミヤ、グッドスローボールでした」
「もう嫌だぜ、あんなリードは」
冷水に入れたタオルで顔をぬぐい、相手投手を見る。スピードはないが、どのボールもコーナーを突いている。
「ミーならビッグフライデース!」
留学生のマクダミッドが力こぶを作って叫ぶ。こいつは
「
「うちは打たんに1000円で」
おいおい、ベンチで賭け事するなよ狐狸コンビ……。
「
「ちゃんと参考にするやん」
「出番あるかなぁ」
新メンバーが全く甲子園の雰囲気に呑まれてないのが幸いか。
「1番セカンド
旧メンバーはどうかな。
(続く)
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