220球目 馬の呼吸はすぐに真似できない
中学時代の
しかし、
「どうしても、俺やないとアカンのか。
「一番速い
「そうだなー」
「ウオオオオン! やっちゃるわ! 1年に負けへんぞ!」
400m走序盤は、
「馬の呼吸をするんやぁ!」
グラウンドに来ていた
「頑張れ、頑張れ、
「
名字を間違えられることにイラだってきた
「クッソ―。この俺様が負けるなんて」
「野球は俺や君より凄い奴がいっぱいおるで。うちに入って、どんどん強くなろう」
「わかりました、
「そこは
「
「ひいい! これってパワハラですよー。そうやんね、監督?」
※※※
「じいちゃん起きてやー。2回から全くヒット出てへんよー」
「フワァ。うん?」
監督は寝ぼけなまこをこすりながら、スコアボードを見る。
「ヒットを打つにはどうしたらええか、アドバイスしてやってやー」
「おーう。
急に応援団より大きな声を出してきたので、ベンチの部員はすぐに耳をふさぐ。
「わかりました。ボールを叩きつけてきます!」
(続く)
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