アマビエの唄

作者 居間正三

90

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★★★ Excellent!!!

コロナは何処を切る。何処にも無い病の法。アマビエなら載れるのか? 呼べるのか? 知恵と記憶。病の坂はどの辺りにあるのか? 今は何処? 明日は何処? 消えると願い。
テレビはあまり見ないので、コロナの現状について詳しくは知りません。疫病に対するかつての方法、現在に通じる方法の知識が特筆される。短い話の中で、ここまで話を選べるのか。構成力は短編の命なので、素晴らしい。

★★★ Excellent!!!

 主人公の少年が住む島には、アマビエを祀る神社があり、若者に人気のスポットだった。しかしそんな風潮を、年配者は快く思っていない。アマビエは人々を救う神様だからと。
 島にはアマビエ来訪の伝説があった。昔、漁に出ていた漁師が網を引き揚げると、見たこともない生き物が網にかかっていた。その生き物を売ろうとしているところで、突然その生き物が予言をした。豊漁が続くが病もはやるので、自分の姿を書き写して見せよ。それが予言の内容だった。その生き物はアマビエと名乗った。
 時は現代。コロナのせいで学校が休みになった主人公は、海に行って空き缶を捨てた。すると小さなアマビエが、そこに現れた。まさに手のひらサイズのミニアマビエだった。アマビエは主人公と共に島の人々を救おうと奔走するが……。
 
 主人公の少年と、アマビエの意外な接点。
 そしてこの出会いが、少年の未来を変ていく。

 アマビエ伝説の新解釈に基づく、心温まる物語。

 是非、ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

珍妙な魚が釣れた。「私は海中に住むアマビエと申す者なり。当年より六年の間は豊漁が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と予言めいたことを述べ、海に飛び込んで帰っていった。


今の時代にあったお話でした。

メッセージ性あります。