32 姉は知らぬ間に育った妹の果実を収穫して喜ぶ

「ただいま~!」


 笑顔の灯里さんが帰宅した。


「おかえり、灯里さん」


「おかえり、お姉ちゃん」


「たっだいま~……ん?」


 灯里さんの目はすぐ、真由美ちゃんの胸に向けられた。


 それは


「お、お姉ちゃん……」


 少し緊張した声を漏らす真由美ちゃんの下に、灯里さんは歩み寄る。


 そして、その場に膝を突いて……


 遠慮なしに真由美ちゃんのとても大きく膨らんだ胸に触れる。


「あっ」


「……硬い」


 灯里さんはジトっとした目を向けた後、ニッと笑う。


「こら~! おっぱい詐欺はお姉ちゃんが許しませ~ん!」


「きゃ~!」


 灯里さんは真由美ちゃんの服の裾から手を突っ込み、ゴソゴソっと中身を取り出した。


「何だ、この美味しそうなメロンは~! どうせならスイカにしろ~!」


「スイカは夏じゃないとだからね」


 僕は冷静にそう言った。


「全くもう、二人とも可愛いことしてくれちゃって」


「ううぅ、ごめんなさい」


 真由美ちゃんはシクシクと泣く。


「でも、灯里さん。ちょっと真由美ちゃんのおっぱい触ってくれる?」


「ん?」


 僕に言われて、灯里さんは改めて真由美ちゃんのおっぱいに目を向ける。


「あら……あらあら?」


 灯里さんは先ほどよりは小ぶりになった真由美ちゃんのおっぱいに触れる。


「あっ……」


「これ……ちょっと育ってない?」


「うん。たぶん、Cカップになったと思うよ」


「あの貧乳美少女だった真由美が?」


「だ、誰が貧乳美少女よ」


「僕が育てました」


「育てられちゃいました……」


「翔ちゃん、あなたってやっぱり、変態くんね」


「あはは、灯里さんこそ」


「うふふ。ねえ、育った可愛い妹のおっぱい、揉んでも良い?」


「良いですよ」


「わっ、きゃあ」


 灯里さんは先ほどのふざけた感じとは違い、繊細なタッチで真由美ちゃんの胸に触れる。


「んっ……あっ……」


「すごい、本当に育っている。ハリ具合とかも良いし。ブラをすればちゃんと谷間も出来るし……本当によく育ったわね、真由美」


「お、お姉ちゃん、何で泣くの?」


「ありがとう、翔ちゃん。可愛い妹のおっぱいを育ててくれて」


「いえいえ。真由美ちゃんが大きくなりたいって言ったので」


「そっか。でも、妹の成長が嬉しいと共に、ちょっと寂しくもあるわね」


「お姉ちゃん?」


「だって、真由美は貧乳な所が可愛らしいし。いつもおっぱいが小さいことを謝りながらエッチする姿も好評よ」


「誰になの、それは?」


「もちろん、翔ちゃんに」


「あ、うん。そうだね」


「特に、あたしの真似をして挟もうとして、でも出来ないから『ごめんね、ごめんね』って言っている所とか、クソ可愛いわよね」


「お、お姉ちゃん!」


「た、確かに……正直、僕はそれをオカズに何度も……いや、独り言です」


「しょ、翔太くん?」


「まあでも、Cカップはまだちょっと小さい方だからね。これからも、真由美のかわいい貧乳プレイを楽しめるわよ、翔ちゃん」


「そうだね」


「ねえ、二人とも。私のことをからかっているでしょ?」


「そ、そんなことないよ、真由美ちゃん。僕は真由美ちゃんのことが大好きなんだ」


「しょ、翔太くん……♡」


「あ~、真由美ばっかりズルい~」


 灯里さんもずいと僕のそばに寄る。


「ねえ、ずっと真由美の貧乳ばっかりだったから、あたしの巨乳が恋しかったでしょ?」


「いや、その……ちょっとだけ」


「しょ、翔太くん……ショボン」


「わぁ、真由美ちゃんごめん!」


「うふふ、正直でよろしい♡」


 灯里さんは服の上を脱いだ。


 ブラジャー状態のおっぱいを僕の顔に押し付ける。


「むぐっ!」


「ほれほれ~」


「ああぁ、この圧迫感……懐かしい」


「翔太く~ん!」


「ねえねえ、翔ちゃん。あたしにも、真由美にやったみたいな育乳をして?」


「え? いや、もう必要ないでしょ、コレ」


「でも、前に翔ちゃんが言ったじゃない。Jカップになってよって」


「えっ?……あっ、そういえば」


「だから、ほら。お姉さんのおっぱい、もっと育てて?」


「し、仕方ないなぁ」


 僕はそう言いつつ、灯里さんの巨乳に触れる。


「んっ……あぁ、久しぶり。翔ちゃんの温かいおてて♡」


「とか言って、旅館で他の男グループと遊んだりしていたんじゃないの?」


「翔ちゃん、冗談でも怒るよ? あたしには翔ちゃんしかいないんだから」


「ごめんなさい。じゃあ、もっと揉むね」


「んあっ! ちょっと、強い……」


「嫌いかな?」


「ううん……好き。もっと、おっぱいぎゅってして?」


 ぎゅううううぅ。


「んああああああああぁ……ち、ちぎれちゃう」


「大丈夫だよ。灯里さんのおっぱい、丈夫そうだから」


「しょ、翔ちゃん、いつの間にそんなドSに……あ、そっか。真由美も、こんな風にいじめられて、おっぱいが育ったのね。翔ちゃんってば、鬼コーチなんだから♡」


「何て想像をしているのよ! お姉ちゃんのバカ! 翔太くんもエッチ!」


「あ、良いこと考えた」


「なに、翔ちゃん?」


「右手で灯里さんのおっぱいを揉みつつ」


「あんっ♡」


「左手で真由美ちゃんのおっぱいも揉む」


「やんっ♡」


「僕は二人とも同じくらい大切にするって決めているんだ。だから、これで平等だね」


「も、もう、翔ちゃんってば……あぁん!」


「す、すごいよ、翔太くん……はぁん!」


 それからしばらく、僕は可愛い姉妹のおっぱいをモミモミしていた。







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