29 いっぱい遊んだあとは……エッチな姉妹がご奉仕してくれます♡

「はぁ~、楽しかったねぇ」


 ホテルの部屋に入るなり、灯里さんは言う。


「もう、お姉ちゃんってば。一番年上なのに、一番ハシャいでいたよ?」


 真由美ちゃんが苦笑まじりに言う。


「良いでしょ? 楽しかったんだもん。それは……大好きな翔ちゃんと一緒だったから!」


 灯里さんが僕の腕に抱きつく。


「わっ」


 それを見た真由美ちゃんが、


「ズルい、私も」


 僕の腕に抱き付く。


「おっ」


 僕は例のごとく、また美人姉妹にサンドイッチされてしまう。


「ねえ、二人とも、落ち着こうよ。お腹とか空いてない」


「うん、空いているよ。だから、翔ちゃんを食べちゃう♡」


「わ、私だって」


「肉食だな~」


 僕は肩をすくめる。


「じゃあ、せめてお風呂に入って汗を流そう」


「やだ、翔ちゃんってば。そうやって、お風呂プレイを楽しむつもりね」


「しょ、翔太くん……」


「よし、顔に思い切り冷たいシャワーをぶっかけてやる」


「ぶっかけてやるって……翔ちゃん♡」


「翔太くん……」


「もう君たちの思考回路はおかしいよ」


 そんなこんなで、3人でお風呂にイン。


「真由美、翔ちゃんの背中を洗って良いわよ」


「え、良いの?」


「うん。その代わり、あたしは……」


 灯里さんはニヤリと笑う。


「正面から、翔ちゃんを洗っちゃう♡」


「し、しまったぁ!」


「真由美ちゃん、しまったぁ、じゃないよ」


 賢いはずの真由美ちゃんが、エロバカな灯里さんのせいで、どんどん偏差値を落として言っているのが少し悲しい。


 まあ、可愛いけど。


「ほれほれ~♡」


 そうこうしている内に、灯里さんが僕を攻めて来た。


「あっ」


「うふふ、あたしのデカメロンはどうかな~?」


「やっぱり、バカだな~」


「とか言って、嬉しいくせに」


「わっぷ……おい、顔はやめろ。死ぬって!」


「お姉ちゃん、もっと翔太くんから離れて!」


 真由美ちゃんがグググ、と灯里さんを押す。


「あら、すっかり生意気になったわね、真由美」


 灯里さんは不敵に微笑む。


「それっ」


 そして、自分の胸を真由美ちゃんに掴ませた。


「んっ」


「えっ?」


 真由美ちゃんは灯里さんの大きな胸をモミモミする。


「あっ、はっ」


「す、すごい。こんなに大きくて重いんだ……それに比べて、私のは……」


 真由美ちゃんの目がドンドン虚ろになって行く。


「しっかりして、真由美ちゃん!」


「ハッ……お、おっぱいが小さくたって、翔太くんに喜んでもらうんだから!」


 真由美ちゃんは一生懸命、僕の背中を洗ってくれる。


「翔太くん、どうかな? 気持ち良い?」


「うん。スポンジじゃなくて、手の平で洗ってくれるの、何だか嬉しいね」


「本当に?」


「何よ~、お姉ちゃんを差し置いてイチャラブしちゃって」


「言ったでしょ? お姉ちゃんには負けないって」


「本当に生意気な妹だこと」


 姉妹は笑い合う。


「じゃあ、あたしは頭を洗ってあげようかしら」


「ちゃんと洗ってよ、灯里さん」


「任せなさいって。じゃあ、おっぱいに泡をつけて……」


「おい、のっけからおかしいだろうが」


「えへへ、バレた?」


「しかも、体を洗うならまだしも、何で髪を洗うんだよ」


「あれあれ~、翔ちゃんってば。もしかして、して欲しいの?」


「遠慮しておきます。ここはいかがわしいお店じゃないんだから」


「もう、とっくにエッチをしている仲なんだから、良いじゃない」


「だって、灯里さん絶対に暴走するでしょ?」


「暴走機関車です♡」


「うざいな~」


 そう言いつつも、僕は灯里さんの大きなおっぱいで遊んだ。


「あんっ、やんっ♡」


「しょ、翔太くん、私も……」


「うん、良いよ」


 何だかんだ、僕もエッチな男だ。







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