見知らぬ3人の、殆ど関係の無い会話の中で、僅かながら語られたそれぞれの人生感。
人の一生は長くもあり、儚くもある。
どんな形であっても命ある限り足掻いて生きる……そんな思いが感じられました。
しっとりとして柔らかく、染み渡るようでさり気なくえぐり込まれる文章を、しっかりと味合わせていただきました。
ついでに湯豆腐も……(笑)
作者からの返信
しっかり読み解いていただいて、本当にありがたいです。
世の中の動きに対して、自分なりの答え方を包み隠して提示するように文章を書いていった結果、こんなにもヘンテコなものが生まれました。
おっしゃる通り、「儚さ」はどの作品にも共通しているかもしれないですね。
現段階で投稿している作品は全て同じ世界の話ですので、そちらを踏まえて読み返すとより深い答えが見えるかもです。
理解三割もいってないけど、とかく面白かった。一気に九〇〇〇文字を読まされた感じがしますね。レビューにも書いたけど無駄がないからとにかく目が走る目が走る。
特急電車に乗った快適さを味わいました。良い文学性ですね。
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。
とにかく無駄を削ぎ落として、新しいことに挑戦した一作だったように思います。
さらっと読めて重く残るものとして届いていたら幸いです。