ひょんなことから女神様の代行をすることになった主人公。
　一応「世界の滅亡がかかってる」らしいのですが、作中で人類が危機になるような大きな問題は起こりません。
　が、女神様(代行)として一生懸命な主人公は応援したくなります。

「人生にリセットボタンはないけれど、リスタートは何度だってできる。」
　作中で出てくる言葉を見ると分かるとおり、ゆる～く読んでいられる作風ながらメッセージ性のある作品です。
　誰にでも訪れるかもしれない人生のいろいろに、こんな女神様が少しだけ助けてくれたら……。受験期のあなたにオススメです。

滑川梨子編を拝読しました。
少女漫画のような軽やかな雰囲気が、とても素敵だと感じました。

適度な改行のおかげで、サクサクと読めてしまいます。あと、主人公の本音と地の文の組み合わせがすごくバランス良いなぁとも思いました。

またまったり読ませていただきますm(_ _)m

この小説はとても読みやすい文章で、まるで自分も側にいるかのような体験をさせてくれます。
全体的にコミカルなタッチで進んでいく物語ですが、ふとしたときに心に刺さる言葉が出てきたり、キャラの魅力や物語の構成にスクロールが止まりません。
暗いニュースも多い今だからこそ、読んで欲しい小説です。