アステリアの白雷

作者 東 京介

仲間と敵は紙一重。ひっくり返る瞬間のドキドキ

  • ★★★ Excellent!!!

 異能を持つ主人公たちが、人間社会を滅ぼそうとする魔族と戦う…という話ですが、ただ単に魔族を倒すわけではないです。物語の背景として、主人公のヒューズは魔族を恨んでいます。しかし、彼の妹と人狼シリウスとの関係を先頭に、複雑化する敵対関係が彼を苦しめていくのです。両親の仇の魔族を追っていたら、実は…という具合に。仲間が敵になる、というのは割と王道展開かもしれません。ですが、キャラクターの関係が多層構造的に張られているため、先の読めない展開となっていて、とても読み応えがありました。

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