第71話 球技大会
お昼休みも終わって5時間目。
今日は最初の授業日ということもあって普通の授業から
「──よし、というわけで係は全員分決まったな。
ひとまずこれで回していくが分からない点があればどんどん聞いてくれ」
係決めでは1番決定が遅れると思われていた学級委員長もあっさりと決まってその後も順調に進み10分ほどで全て決まりました。
ちなみに私とロータスさんはペアで保健委員、葉幸くんは定員1名で休み時間や放課後にも仕事があることで不人気な図書委員に決定しました。
(これからは放課後や昼休みに図書室にいってみましょうかね……)
図書館には勉強するくらいでしか利用することはなかったですが読みたい本もいくつかありますしね。
「よし、じゃあ次だが5月にある球技大会の出場メンバー決めもしてもらう。ちなみに全員参加だからな〜」
その言葉を聞いて、1部の生徒は「よっしゃ!野球なら得意だぜ!」と言っていたりまた1部の生徒についてはため息なんかを吐き出したりしていました。
「種目についてだが、男子がサッカーで最大15人まで。女子がバレーボールで2チーム作ってもらって合計で最大14人まで。残りはバトミントンで男女混合のダブルスで最大8組までだ」
つまりこのクラスの場合は男子22人に女子が19人なのでサッカー15人、バレー14人にすると女子が2人足りなくなってしまいますね……
──男子が2人余る……?
(これはもしかしたら……
あるかもしれませんね)
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