第14話 休日のココナッツ(2)
一通りお洋服を選び終わった私達は美雪ちゃんが買いたい本があるということで本屋さんに来ていました。
「ココナッツは何か欲しい本とかある?」
「そうですね……。買うってわけではないですが、すこし見ておきたいものがありますね」
「なら一旦別れて、後でまた合流しよっか」
大体10分ほど、数学や英語の参考書を眺めましたが何も買うことなく本屋さんからでてきた私は入口で美雪ちゃんをまっていることにしました。
それから少し待っていると、本にしては少し大きい袋をもって美雪ちゃんが出てきました。
「何を買ったんですか?」
「ん〜?えっとね……これ!」
「これは…画集、ですか?」
「うん!私がいつもやってるゲームあるでしょ?あれの公式画集が今日発売で、これも今日のお目当ての1つだったんだよね!」
「欲しかったもの、手に入ってよかったですね」
私個人としては画集よりも参考書を買って勉強した方がいいと思うのですが……それは人それぞれですし、これで美雪ちゃんが満足できるならいいと思います。
「うん!売り切れてたらどうしようかと思ったよぉ。
……あ、そう言えばココナッツここのクレープ食べたことないよね?」
美雪ちゃんは本屋さんから出てすぐ目の前にあるクレープ屋さんを指さして尋ねます。
「食べたことはないですね……。
美雪ちゃんはあるんですよね?美味しかったんですか?」
「うん!私的にはチョコミントがオススメかなぁ」
(時間は……5時ですか。余裕はありますね)
「じゃあ買って帰りましょうか」
それから私達はクレープを2人で食べて解散ということで一日の予定を終えました。
クレープ、とっても美味しかったです!
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