63.四十七大戦 1~8巻/一二三

*7巻まで


 ……いやー、5巻まで買ってあったんだけど、いつ出ていたのかわかんなくてつい6.7巻を最近買ったんだよなー。

 で、珍しく7巻がいまひとつのアマゾンレビューの評価がついていたのでそれにも関連して。

 まあ7巻に関しては、唐突に出てくる世界の謎のようなこととかがたぶん上げられたんだろなーとは思うけど。


 とは言え、まず世界を疑ってプレイヤーになれ、というのは元々のこの話のおおもとではあるんだけどね。ただ現実に転がりすぎているたとえの類いは、あくまで「現実」「今」の日本のことをあまりにも部分に寄って責めすぎて、というとこがね。

アマゾンのレビュアーもそこで引いたということなんだろな。


 この話はあくまで「架空のこの日本だけ」の中のはなしなんだよな。

 で、そもそもが「鳥取が首都」になると地政学的に怖いことになるということから、「ありえない本当にフィクション」というメガネ越しに読んでるから、いきなりこういうこと出てくるとびっくりはするわ。

 鳥取がもし首都になったら、何が大変って、「大陸と滅茶苦茶近い」んですぜ?

 そんな危険なことできるかっていうの。あくまで地政学的に!

 あと、機能分散~という考えもあるんだろうけど、基本的に「日本全体」を考える時に首都には「あの方々」が居る、という視点が無いから、思考実験としても、「マジであってはならない日本」なんだよ。鳥取が首都になるというのは。

 だからあっけらかんフィクションで楽しんでいた訳だけど~ っていう場合、確かに「どうしたんだ一体」とはなるよなあ。


 ……まあ、鳥取出身だからと言って対山口戦で石破茂が竹下と組んで安倍さん打ち倒す描写で、「あーこの作者、あのひと好きじゃないんだなあ」とは思えたんですがね。

 いや、普通に好きでも嫌いでもなかったら、この表現しないもの。

 同様なのがデスノートコンビ(小畑/大場)。ともかくあの二人が出すマンガだと「首相」というアイコンにリアル安倍さん画像使って、なおかつ決していい役ではないという辺りに「出て」しまうんだよなあ……


 まあね、単純にいろーんなご当地愛で対戦やって鳥取が勝ってしまう! びっくり!

 と読みたかったんだけどねえ、とは思うざんす。

 いやまあ続きは読みたいからこれからも買うけど。

 あ、一つだけ静岡県民(西部)としては!

 名物として浜名湖の存在を忘れないで! 寸又峡より無名とされたら何か辛い(すまん)。

 黒はんぺん中心のおでんは中部以東だと思う!

 サッカーだってジュビロとエスパルスではファン層が違うし、……ともかく結構に地域で意識が違うんだぜ……

 「さわやか」だって、周囲が騒ぎ出したからソウルフードと言われてるが、実際のとこ、県民はそこまでではないぞ……

そ もそも同じ県でも伊豆に行ったことない浜松市民は多いと思うぞ…… 


 だからまー、何処の県でもそういう感想はちょこちょこあるからあまりリアルを()


*8巻


 表紙は我らが静岡サイレント・ヒルさんと山梨マウンテン・ラ・フランスさん。

 主人公鳥取さんが今回はあまり出てこなくて、それまで出てこなかったゆる神さん達の戦いとか動静のはなしが多かったなー。

 前回鳥取さんについた力に関しては……


……


 まあともかく名物の話にしよう。ともかく地元が前巻からやっと出たから。

 まー何というか、技の一つ、浜松餃子を実はまともに浜松餃子の店で食ったこたねえなあ、というのが地元民の感想なんですが、これだけは何というか(笑)。


 ゆるキャン△でなでしこの親父さんが伊豆に行くのに二の足踏む理由ー。

「6つの新幹線の駅」

「2つの政令指定都市」

がありながらのぞみが停まらない静岡県(笑)。いいんですよ別にこだまは静かにのんびり空いてるから好きですしー。

 まああとやっぱりというか何というか「富士山はどっちのだ」ネタもあったなー(笑)。

 ところでちょっとお疲れかな? 絵が……

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