38.弱虫ペダル/渡辺航 アニメ→63巻と番外まとめて→その後出るごと

 まずはアニメをアマプラで見てしまった時の感想(笑)。



 ロードは関係ない関係ないしかもこんなに巻数出てるもしはまったらやばい……

と思ってたんだけどなあ。

 ただ「ろんぐらいだぁず!」見た時の友情とか、どんどん勧めてくる友人を前に出しすぎるのもちょっと何か違う…… と、自転車関係であまり人間関係中心のもののアニメは第一回で判断していたというのもあったんだけど。


 ……すみませんやられました。


 よくある「ほとんど普通の自転車にも乗れなかった子がロードに目覚めていく」はちょっと無理がありすぎるんだけど、この主人公のこれはもの凄く「あるある」なんだよ……

 自分だって中学高校の時にはこんなに距離無いけどよく片道10~15キロくらいは本屋のために走ったぜ? 昔はうちの町には雑誌しか売っていないような本屋しかなかったから、コミクスをおいてあるとこまで走ったもの。(ちなみに今はそれも消えて、まともな本屋は10キロ以上にもそう無くなったという現実もあるが)

+ママチャリ組というのはあんまり仕組みを知らないからそこにあるもので何とかしてしまおうとする。結果、気がつくとママチャリで一日20キロとか走っているのが「普通」になっているから、ある程度の力がついてることに気づいていない、っていうの。

 さすがに彼の様に坂が好き! とはなかなか言えないし、自分は速くよりは寄り道や地面の花とかつい見てしまう方だから、そっちには行けないけど、主人公の彼の速さの基盤はリアリティ感じるんだよな……

 あと、「結果的に」皆と走ると楽しい、ということ。

 皆と走りたい、がモチベというよりは、走ることが楽しい+皆と走る(競う)となお楽しい、というのはまず個人ありきだから。

 ワタシは速く走るのは怖いからやらないけど、……安全が確保される場所で、軽い自転車だったら競るの楽しくなってしまうかもしれない。

 何せそれこそ作内であった様に、この重い身体が足に移動という負担かけずに競うフィールドに「立てる」こと自体がガキの時以来無いことだったからな。

 幼稚園の時から既に運動という面では負け組だった中で、自転車だけは例外だった訳だよ。

 そして自分のペースで走れる。普通に歩くのだけで遅れていってしまう自分にとってはどれだけ楽しいか!


 そんでその続きーーーっ! となって、レンタル落ち61巻まで+番外5冊で8000円くらいで入手しましたよ…… で、50巻から一気読み。展開が前と同じ! という声はあるけど、まあそれはドカベン全部を通ってる自分としては何のこたない!

 それにしてもこの作者、線が生き生きしてるなー。自転車もフリーハンドだよね!

 基本は細い線で、それを重ね重ねしてる感じで。

 ……アシできる部分がすごく少なそうです。


 だからこそアニメの補正がすごいwwwww

 美形化www

 特に箱学! 


 あ、ちなみにワタシはアラキタ君結構好きですw



 なお直後と新本で62.63巻は買いました(笑)。

 だってインターハイ二年目の結果が63巻なんだもの(笑)。



 そんで64巻。ここから展開が一気に変わる!


 63巻まで(根性で安くだけど)一気買いした身としては次の巻を待ち望んでいたよ……

 いやだって、63巻の次巻予告がMTBに出会うってことだったしーーーーーっ。

 思わず入手しうる電子版のチャンピオン入れちゃったよ……

 だけど夏休み経緯が抜けていたのでね!

 しかしまあ、ママチャリとMTBの親和性の方がロードとの親和性より大きいと思ってしまうワシは都合いい見方してるかなー?


 んで同時にスペアバイク(月刊で連載している番外)の6巻も出ましたー。田所さん編だったから、すんません今一つ期待してなかったんすが(ごめん)。

 重いから坂が遅いということでダイエットしたけど、急激だったのでハンガーノック起こしてしまった田所くん……

 さすがにこれは金城さんに正論を言われたくはない場面だっ!

 身体の重さってのはもう何つか…… 特に若い時のってのは、本当に体質とか環境とかでもう基本ラインできてしまうから、下手にダイエットするとバランス壊すんだよ……(実感数回)

 まあだから彼はその後良い先輩のおかげでスプリンターに必死でなって成功したんだけど、いやーこの叫びはキたわ~ 

 ともかく本編はしばらく長い「夏休み」(笑)となるでしょうし、あのピエール監督が受けた電話が何なのか気になるんだけど、さて坂道くん、MTBに行ってしまうのか……? さてさてさて。

 この子はロードにこだわっている訳ではないからなー。名前と、もう忘れられているかもしれない、アニメには出てこない! 第一巻の「家の前が激坂なことで友人が減った」子だった、というのがあって、「誰かと何かする」「その手段が自転車」であれば何か車種問わない気が。

 うーんまだ3年が残っている高校時代、気になる気になる。

 スペアバイクのは方はこの先大学編なので楽しみー♬

 いやアレはよかった。5巻のラストの金城さんと荒北くんのでこぼこ会話wwww

あーもう。



 であらためて過去巻から「せんせいは坂道くんを何処につれていきたいんだ!?」を考えてみました。


 さてMTB編が始まりまして、長い長い夏休みなんですがwww

 こういう展開だと「坂道くんまさかMTBに……!?」という想像もできてしまうのですが。

 ということで原点、1.2巻あたりまで戻って作者が最終的に彼を何処にもっていきたいのかをちと想像。

 何でその辺りかというと、ジャンプでなくとも「人気なかったら打ち切り」はあり得る訳ですね。

 そーすると「最後はどうするのか」はある程度考えておくのではないかと思うのです。

 そこで、1巻2巻あたりの「絵」は結構気になるとこで。

 1巻、連載第一回の見開きタイトル新連載ページ。

 この時坂道くんの左に(今より可愛い顔だけど)今泉くんが居るんですね。SCOTTのバイクで。

 で、この時点で既に坂道くんBMCに乗ること決まってるんですわな。

 ちなみに彼が実際にBMCに乗るのは一年のインターハイが終わってからどす。30巻近くですww

 コミクス1巻中扉では何やらいろいろスポンサーのついたジャージ。プロレーサーでしょうか。

 ただ2話見開きでは「AMDA」がついてるんですが。これは何なんでしょ。

 単純にぐぐると国際医療ボランティア組織が出てきちゃうんですが。

 あと第一話サブタイトルの見開き。

 1巻時点で出てこない鳴子くんが既に出てるあたり、絶対彼は出そうという強い意志が。

 となると、このメガネ女子は誰だ、ということになるんですが。

 寒咲さんは何つか坂道くんより乙女率が少ない女子だし、どっちかというと自転車を愛する女子なので、この話では超少ない女子枠なのに、全くもってヒロイン性が少ないというか…… 

 こうなるとヒロインがどーしても坂道くんであるのも仕方がないというか(妄言)。

 もっとも坂道くんが現在64巻通して愛され枠になってしまっているのは、そもそものこういう不憫さが存在するからなんだよなあ。

 2話、アニメではカットされている彼の中のもの凄くささやかな願いと、「運動部的なもの」に対するどす黒い部分。このあたりは何というか、運動部的なものが苦手なひとびとの気持ちを代弁しているよなあ的な。

 いやまあ、現実的なこと言うと、小学三年からずっと毎週90キロ「あのママチャリ」で走ってる子の足がこんなに細い訳がないんですがね。たぶんバランス崩すくらいにそこだけ発達しているはずなんですが、そこはまあマンガということで。

(体育の成績があかんかった自分だってずっとチャリ通していたら足の筋肉は鬼の様についていてその上に贅肉つくもんだから上半身と下半身のサイズ差が激しすぎて市販の服がそーそー着れなくてなあ)


 そんで彼が「それでも」自転車競技部に入ったのは、「僕は友達いないから」→アニメ同好会作りたい→でもできなかった→可能性を認めてくれた/自分でも感じられる・あるかもしれない、が自転車だった、ということなんだけど。

 これもアニメではカットされてるんだけど、この環境! この友達の居ない理由が彼の大人しい性格もあるけど、環境。2巻冒頭、坂道くんと中学まで同じモブの子の発言。

 無茶苦茶な激坂なんだよ彼の家の前!

 ……まあその後あの家そのものに言及していることは無いんだけど、ちょっと出してほしい気はするんだけどねー。今の仲間だったら楽しく登ってくれるしだろうし。

つか台風かーちゃんもこの道通るんかい、と思うんだけど。

 んで話は変わってMTB。

 坂道くんにとってチャリは本当にママチャリだけで、話の冒頭でよーやくロード、それから64巻目でようやくMTBに出会うんだけど。

 たとえば鳴子くんなんかは。2巻。

 彼はいろーんなチャリの流れでもって、今のピナレロ乗ってる訳だな。MTBに乗った経験もあるけど、それでもロードが好きだなー、という。

 今泉くんはどー見てもロード一筋って感じですが。

 坂道くんの場合は「未経験」というとこがポイントなんだよなあ。

 ポテンシャル秘めた足(と知らずに鍛えられているアンパランスな身体)と、「引っ張ってくれる凄かったり親切だったりする他人(……あまりにもそれまでがぼっちだったのでちょっとした優しさに凄く嬉しい)」というのが武器で。


 じゃあMTBはどうかというと。

 監督が受けた電話で「一人」出して、というのが気になるんだけど、「一人で戦う力」を養うための修行場になるんじゃないかなー、という気はする。

 まあ「坂があったら上りたい」の彼にとってはいい車体かもしれないけど、逆に山とか以外の場所ではやっぱりロードだからなー。

 ただこの先もし自転車選手としてやっていくとすれば、否応無しに今のメンツとはいつか別れることになるだろうので(進学でも何でも)その時に彼の乙女メンタルがどうなるか、なんだよな。

 巻島さんが行ってしまったことで端から見ればすげー長い時間沈んでいた訳だし。

通常の少年は敬愛している先輩としてもここまで傾倒しない(と思う)よ! 

 そんで皆がちゃんとそれに対して心配してくれる辺りが彼のヒロイン性でもあるんだけどさ…… 一生懸命返事が来るのか判らない手紙を書いたり、だけど読んでいてくれることが判るとぱぁっと笑顔になるとか!

 ……自転車に関して恐ろしく有能な主人公が自己評価滅茶苦茶低いから謙虚すぎる、……その謙虚さはまあ何つか、文化系ならありがちなアレなんだとしても、運動系には少ないから…… むむむむむむ。


 ともかく異文化をつないでいるのが自転車なんだよな。うむ。

 そんで坂道くんは「勝ちたい」「先に上りたい」よりまず「人とつながりたい」だから、彼の人生が広がっていく上で、独り立ちもできるようになってく一つのステップとしてMTBはあるんじゃないかなと思うざんす。

 もしくは「時々参加する」か。

 で、最終的に全日本とかプロになって欲しい、という流れではないかと思い。

 長い長いママチャリ派としては、彼の発展はやっぱり微笑ましく見守ってしまうんだよ……



 で、65巻。

 そうなんですよ坂道くんまだ夏休み1~2日目なんですよ。

 三日目が滅茶苦茶長くなる前の前哨戦なんですが!

 弱ペダはこういう普通の生活があまりにもパーセンテージが少なくなってしまうので、前回今回は嬉しい限り。

 だがしかし。こういう生活なラフな部分が多いとですねえ。

 基本的に彼は主人公だし、挑戦したい! と思っているとことかちゃんと少年やってるんだけど……


 何でこんなに風呂シーンが華奢なんだ(笑)。

 つか時々この子マツゲがつくんだよ!

 インハイ一番取って感動のもと今泉に抱きしめられてるとことかになると何故か!

何でだ。

 こういうとこに少女めいた面を出すせんせいの考えをお聞きしたい……


 そしてお気に入りのおかーさん。

 あの頃のように、ってそんなに……(T_T) かわええけど。

 草むらに入れなかったエピもそうだけど、友達少なくて甘えん坊だったとこがほの見えてたのしいけど……

 初期の設定! やっと生かされる!

 何つー「家の前の急な」坂だ……

 で、ヤブも近い訳だ。山ですね! 自然と親しんでもいいはずだけど!

 でも転び慣れる訳はわかる。


 そして三日目。(一応夏休みは五日間なんだけど)

 MTBレースに誘われて観に行ったら、早速リアクションを気に入られ、巻き込まれの才能発揮……

 まだこの時点では彼の正体知らない鈴音ちゃん。珍しく! 女の子だよ! 坂道くん単品と知り合う!

 しかしこの作者せんせいの雑に書くカットとか、ふきだしでない言葉すげー好きー♬

 この雑だけどテンション高いのがアニメだとちょっと下がるのが残念。キラキラ度上げると、こういう味が少なくなってしまうんだよなー。

 弱ペダはこの勢い一発! のざくざく描きが好きなんで!



 そんでスペアバイク7巻! 大学編♬


 前半が「洋南大学」に行った金城と荒北…… なんだが中心は待宮と荒北の話だな!

 つか本当にせんせい、マチミヤを描くの好きだよな!

 いやまあアラキタも好きだからいいけど!

 地図の位置関係からしたら、「上富士市」は「富士宮市」だとは思うんだけど、大学のイメージは東海大学だよなあ……

 静岡県ででかくて歴史があってまあ静岡市清水区に遊びに行ける範囲だしー。

 女子率が極端に低いこのマンガにおける唯一の彼女持ちのマチミヤはまだまだ悩むとこあるけど南とか進学できておめでとーーーー!

 いやだって、工業でずっと運動部やってた奴ですぜ? そーとーカナちゃんに絞られたよな……

 いやまじえらい。だがそこまで気合い入れてた自転車を忘れられっか!

 そのうちカナちゃんにも自転車勧めてたまには二人でサイクリングもすればいいんだ!


 あ、金城さんは何というかアラキタとつるんでいるだけで面白いのでいいです。

 前の巻で0話やった時の面白さときたら!

 今回もボケとツッコミが爆裂してます。

 しかし金城さん最後の最後でちゃんとサプライズしようってのは、さすが趣味が手品な人ですなあwww


 一方明治と早稲田を足したような名の東京の明早大学に行ったのが元ハコガクのキャプテンと箱根の鬼。

 ……なんだけど福富くんの普通の授業後のリアクションが面白い。

 そして「サイクリング」の意味が違うことにこの魚の目の様なクラスメートは気付かされるがいいwwww


 石垣君に関しては、がまんの男、というのが微妙でなー。

 どうも我慢の方向が時々滑ってる感があるんで。結構Mではないかと思ってしまうんだよなー。

 まあでも彼等がどう明早大学で受け容れられたかにはなかなかありそうだしなー。

……絶対アラキタでは無理だったろーなー。この環境は。フクちゃん無しでは。



 そして66巻。

 怒濤のごとき発刊率です(笑)。

 表紙は雉くん。MTBレース観戦編その2。

 本人がなかなか言えなかった(つかタイミングいつも悪すぎる)「自分もロードレースやってるんだー」の前に、よーやく鈴音ちゃんが「インターハイロードレース二連覇の小野田坂道」の記事のこと思い出して記憶と目の前のひとを一致させてくれましたー(笑)。

 ……いやあ何というか、乗らないとただのひと以下になってしまうからなあ……


 MTB編は坂道くんの「個人」としてのプライドとか闘争心とかに火を点ける展開なんだと予想はしているんだけど。見ているだけでもやっぱりまとめて見るとスピード感あるかなー。

 本誌のほうでは初心者レースに出ているけど(笑)。

 

 それにしても今回の作者のツール・ド・夏休み(故郷長崎へ夏休みで帰る時に自ロードをある区間設定して行く)、今までになくはらはらする展開でしたわー。

 一日で移動する距離も何だけど、台風の中…… 西へ……



 67巻です。

 はいまだ夏休み~(笑)。

 そしてレース観戦中。でもひと様のレースはここで区切り!

 雉くんのエピは個人的に好きだねえ。野生で(笑)。


 前巻で山の中(冬は雪いっぱい)が遊び場で使えるのがMTBだけって環境で育った雉くんの最初のレース。

 周囲の連中と比較対象が違う(笑)

 しかし何かこれ昔よくあった気がするんだよ!

 まだ舗装されていない道があちこちあった頃! どうやって水たまりをよけるか!

砂利道をがーっと行くか!

 葉っぱはすべるー! 気をつけろっ! ってママチャリでやってたよなあ……

 うん、たぶん40年前以前に地方でガキやってた奴は判る感覚だと思う。

 これも(笑)。

 遊びに行くのが裏山だったりする世代には()

 いやさすがに彼ほど放任されてはいなかったと思うけどね……

 そして負けてしまった吉丸きょうだいのこの素晴らしい連携!

 ……無論この「大丈夫!期待してなかったからね!」の言葉は嘘です。ちゃんと兄のために泣いちゃう鈴音ちゃんいい子だ。

 ホントこの子は珍しく何もない状態から坂道くんと仲良くなれる感じがあるなあ。

 ところでそろそろ周囲の奴等に坂道くんの正体言ってあげて…… それとも後で気付かれて周囲が「おおおおおおおっ」のパタンかなー。何せ彼、今の連載の方で競り合ってる高一に「中二」と思われてるから……

 そして珍しい坂道くんのGJ!!!!! 

 この子が裏で手を回すことができる様になったなんて……!

 この二つ目の花束は鈴音ちゃんが勝った時用に用意してたものを坂道くんに「捨てておいて」と言ったものでしたわー。

 かつてのコミュ障が「交渉しました!」なんて……成長したね……(ほろり)


 そんでお気に入りの「作者の帰省ツーリング」の、「ツール・ド・夏休み」のはなし。

 一番最初の時の裏話ですね。

 ジャージはこの急速な温まり感と冷え感(要するに乾きが早い)が気持ち悪いのでワタシは着れないんですが、まあロードで速く行く人には向いてますわな。

 で、「目的地は一応決めるがホテルはとらない」は同意。何処まで行けるか判らない場合、その場である程度決める方が精神的負担軽いですしねー。


 さて次巻は雉くんに無理矢理初心者レースに出されてしまった坂道くんだ!

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