魅了の力を持った少女が美女たちを虜にし、脱獄不可能な島から脱出する
何百年も続いた戦争は、【魔女の子孫】と呼ばれる、魔眼という異能の力を持った女性たちの手によって終わりを迎えた。
世界は平和に。だが人々は、祖国のために尽力した彼女らを切り捨て、二度と平和な世界に出られないよう【魔女の箱庭】という、世界から隔離された島に閉じ込めたのだった。
そんな魔女の箱庭へ連れて来られた貧乳少女──ミフィア。
彼女は、最初の魔女と呼ばれる、アヴリル・エル・フォーミラスが持っていた七つの感情の一つ、色欲の感情を濃く受け継いだ【七人の娘】の一人で、ミフィアの魔眼の能力は、他の魔女の子孫と肌を重ねれば重ねるほど、相手の魔眼を強め、心も体も支配できる魅了の力だった。
「私たちを切り捨てた世界に絶望を、世界中の男に死を……」
ミフィアは、同じく閉じ込められた魔女の子孫らを仲間にして、魔女の箱庭から脱獄することを決めるのだが。
その歩みを、敵対する他の魔女の子孫たちが邪魔をするのだった……。
他者を支配し絶対遵守の力を持つミフィアと、彼女の虜になった美女らが織り成す──百合×エロ×脱獄の物語が、いま幕を開ける。