作品名(作者)…ホテル・ミラージュで休息を(高柳神羅様)

掲載場所…ノベルアップ＋、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス

ジャンル…恋愛(異世界)、一次創作

文字数(話数)…約10万字(74話)

読んだ話数…42話

連載状況…完結

内容…異世界転生・転移待ちの未来の俺TUEEEE(出来ると良いね)や悪徳令嬢(約束されたハッピーエンド)候補生達が泊まるホテル(待合所)で働く主人公(デュラハン♂)の所に身元不明の死にたがりな少女がやって来て恋愛するお話。

評価(10段階評価)

俺TUEEEE…3(主人公はね……強くなきゃ格好悪いだろ？)

テンポ…4(展開早めで平坦時々小山)

恋愛要素…4(どっちもチョロイン、年の差恋愛)

読みやすさ…5(メンタルが弱すぎるヒロイン、偶に視点が謎の語り手になる)

えちえち度…2

個人的興味…2(設定的には個人的興味は8、この舞台やキャラ、設定でお話を作ったら出来次第で化けそうな可能性を感じます)

一言

こういうのは異世界食堂系の亜種になるんですかね？

なろう系の主人公達をホテルでお出迎えする異種族のホテルマンなお話で終始脳内からクラシックが流れてきそうなシックな雰囲気の作品でした。

ただ、残念だと感じたのが

・せっかく異種族が主役なのにも関わらず『パンダだから笹食べるね』程度の異種族アピールしかない点

・転生者や転移者等のお客様が完全に背景のモブ扱いな点

・世界観に関する情報が少な過ぎでよく分からない点

・物語に起承転結の起伏が少ない点

題材や設定など面白いと感じた持ち味を生かしきれてなくて非常に残念でした。

1回で1つの物語を作るのではなく5、6話位で1つのショートストーリーにして纏めると面白そうだなーと思いました。

(突然現れて困惑した要素でもある謎の語り手もストーリーの初めや終わりにだけ出すってことにしとけばパターン化出来ますし)

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