素晴らしい教育の成果
去年の秋の頃、家族からのストレスのために八つ当たりしまくっていた(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054949934011)のですが、最近はその頃ほど荒れてはいません。
それでも、たまには八つ当たりします。主なターゲットは、台所のテーブルの足元に置いてある、父のお酒の缶が詰まった箱です。それを、1人で思い出しむかつきした時に蹴ってます。
そんな風にキレる時、「このまま怒りに身を任せたら後々やばいんじゃ?」という思考も浮かんでくるのですが、「まあいいや」という思考のほうが勝ってしまいます。
後から自分でも、どうにかキレるのを避けられなかったのかな……と反省もするのですが、それを自分「だけ」のせいにすることを最近はやめてきました。
毒親育ちの人はキレやすい、という話はよく聞きます。学術的な研究結果としても、同様のことは証明されているそうです。
自分自身、子供の頃から(そして最近もたまに)両親から頭ごなしに叱られたりキレられたりしてきたので、きっとその影響が、今でも出ています。
だから、例えば父のお酒の缶の箱を蹴ってるのがばれたら、
「あんたたちに頭ごなしに怒られてきたおかげで、俺もキレやすい人間に育った。あんたたちの素晴らしい教育の成果を誇れよ」
とかいう皮肉を両親に言ってやりたいなあ……と思っています(多分実際は言えません)。
ここまで書いてきた内容を踏まえて、以下の2点を忠告しておきます。
・人を育てる側のかたに対して。ご自身がなさった育てかたの成果は、いつか育てられた側から返ってきます(いい意味でも悪い意味でも)。
・育てられた側のかたに対して。ご自身が生きづらいなら、理由は環境のせいでもあるので、ご自身のせいにばかりしてると潰れてしまいます。そして、まだ苦しい環境にいる場合、可能であれば、そこから抜け出したほうがいいです。
そういう忠告のためのサンプルとして、自分の話がお役に立てば幸いです。
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