ぼろぼろの状態から勝つ、かっこいい主人公じゃなくていい

今日の午前は、予定していた確定申告の準備をさぼった代わりに、足の爪を切りました。

なぜなら、

・昨夜少し寝つきが悪かった

・未明に一度目が覚めた

・今朝に改めて目覚めても、嫌な緊張があった

以上の理由で、

「またちょっとメンタルがやばいなあ」

と自覚したからです。

最近は心のリハビリの期間だと意識しているので、ストレス蓄積を悪化させる頑張りを、慎重に避けています。


逆に漫画やアニメなどだと、ぼろぼろの主人公が踏ん張って逆転勝利する……というシチュエーションがよくあります。

それが多くのフィクションで描かれるのは、やっぱり「逃げ場のない状況で困難を打破する」ことがかっこいいからです。


現実の人間も、例えば災害から避難する時とか、あるいは文字通り戦場で敵に包囲されてる時とかの緊急事態には、疲れたり怪我したりしていてもひと踏ん張りする必要があります。

しかし、普段の生活や仕事で「逃げ場がない」と思い込んで頑張り続ければ、現実の人間はいつか「負け」ます。

自分自身、疲れのサインが出て「やばいなあ」とうすうす感じていても、

「この作業を何としても今日中に終わらせるんだ……!」

と気合を入れる日々を続けた結果、ミスしたり、疲れ果ててギブアップしたりすることが、何度もありました。

だから、「戦い」を休む余裕がある時は、すぱっと休むべき。ギブアップしないかっこいい「主人公」じゃなくていい。その教訓を、自分自身しょっちゅう忘れるので、今一度確認しておきます。


この記事が、頑張っていても負けそうなどこかの「主人公」に届くことを願っています。


※2021/03/02、最初の一文の「経理作業」を「確定申告の準備」に修正しました。

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