散歩とコンビニコーヒーと無料アニメの幸せ

少し前に、自分は衣食住に困るほどの貧困を経験していないため、貧困をリアルに想像できない、と書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354055035017967)。

逆に、経済的には(多分)中の下くらいの家庭で生活してきて、自分でもあまり大金を稼いだことがないため、ぜいたくな生活もリアルに想像できません。そのことに、先日気づきました。


もともとそんなにぜいたくしていなかったのですが、特に今年は支出を切り詰めるようになりました。

例えば休日の気分転換も、なるべくお金をかけずに行っています。

外出しても、

・地元の市内を散歩(これは前からやっています)

・サラダチキンと栄養補助スナックとコンビニコーヒーでお昼(今年の初めごろまでは、カフェやコワーキングスペースの利用でもう少しお金をかけていました)

・無料配信のアニメ動画をスマホで見る(家でPCで見ると面倒なため)

という風に過ごしています。

そういう質素な気分転換でも、割と幸せに感じています。


だから例えば、

・豪華客船で海外旅行

・おしゃれなレストランで食事したりバーで飲んだりする

・演劇を見たり美術館で絵画を見たりする

といったぜいたくができなくても、別にいい(むしろそういうぜいたくをしたら疲れそう)……とさえ思います。


下手すると、現状維持していればそんな「幸せ」がいつまでも続きそうだ、とさえ錯覚してしまいます。

しかし実際には、稼げていないために、お金がどんどん減っているという現実があります。

正直に言って、そこから這い上がって、せめて普通に生活できる程度の稼ぎでも得られるようになるかは、まだ分かりません。

だから現状を変えるために行動しつつも、今感じられる幸せは、なるべく感じておきたいです。


この記事が、読者様にとって「今感じられる幸せ」を振り返るきっかけになれば幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る