強い気持ちがこもった表現は刺さる

先日、両親を酷い水泳コーチに例えた記事を書いたら(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054935930827)、その記事自体のPVも、その日のこの雑記全体のPVも比較的よく伸びました。

それは、その記事に強い気持ちがこもっていたからでは、と思っています。


「どうやったらPVが伸びるのかな……」ということは、毎日のように考えています。

そのために自分は、

・伝わりやすい文章を書く

・分かりやすいタイトルを意識する

・読者様の共感を得られる内容を考える

などの工夫をしているつもりです。

しかしそうした技術面は、あくまで銃のようなものかもしれません。


銃がちゃんと動いて弾丸を撃ち出せるように整備しておくことは、もちろん大事です。

しかし、肝心の弾薬(弾と火薬のセット)に十分な量の火薬が伴わない場合、

・撃ち出された弾丸の威力が落ちる

・(発砲の反動を利用して動作する銃の場合)銃がスムーズに動作せず、連射がしづらくなる

などの理由で、ターゲットを仕留めるための射撃が難しくなります。

その「火薬量」にあたるのが、気持ちの強さだと思います。


最初に挙げた記事には、(ネガティブな感情で恐縮ですが)両親からの仕打ちに対する恨みつらみと、

「毒親からの精神的な抑圧の悪影響を分かってもらいたい!」

という強い想いがこもっていました。

その「火薬量」のおかげで「威力」が上がった(=読者様に刺さった)のだと思いますし、「銃」がスムーズに動作(=すらすら書けた)しました。


技術は意図的に磨くことができますが、強い気持ちを込めることはなかなか意図的にできなくて、そんな時はよくもどかしい気持ちを覚えます。

それでも、何か強い気持ちを、今まで磨いてきた表現(小説でもこの雑記でも)の技術に乗せて世に出せた時は、すっきりした感じを覚えます。

文章に限らず、イラストや動画などいろいろな表現をされてるかたに、共感していただければ幸いです。

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