世界の優しさを受け取る権利
昨日は外出して、市内の大きな川に沿った道を散歩しました。
明るい日差しを浴びながら、きらきらと光る川面や、よく晴れた空を背景にそびえ立つ山(自分のところでは、市街地からも割と山が見えます)などといった美しい風景に囲まれて歩いていると、
「こんな自分でも、この世界の優しさを受け取っていいんだな……」
と思えました。
自分は家族にダメ出しばかりされて育ってきたし、自分自身、
・自分で生計を立てられていない
・人間不信気味なため、人間関係が浅くなりがち
・部屋の隅に要らない持ち物が溜まっている
……など、いろいろと問題を抱えています。
そんな問題だらけの自分に、きっと自分でも無意識にダメ出ししています。
だから気づけば、四六時中悩んだり頑張ったりしてなきゃいけない……という強迫観念にとらわれていることが、よくあります。
10代後半~20代半ばごろまでも、そんな調子だったため、
「まだ半人前の自分には、人生を楽しむ資格がない」
と自分は思っており、疲れても十分に気分転換してきませんでした。
そんな「自分にダメ出ししてる」状態が続くと心を病んで、かえって問題を解決する力をなくしてしまうことを、今は知っています。
だから気持ちが落ち込んだ時には、また元気になるまで世界の優しさを受け取っていい。そうする権利が誰にでもあると、今は思えています。
この記事が読者様にとって、当たり前の権利を思い出すきっかけになれば幸いです。
※2020/11/06、一部文章を修正しました。
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