裏技のようで王道なアイディア発想法

昨日の夕方に、「これだ!」と思える物語のアイディアをふと思いつきました。

自己評価で言いますが、ひねりの利いた設定・癖の強いキャラクターたち・主人公が引き起こす愉快だったりシャレにならなかったりするドタバタ騒動などが、ぶわっと頭に浮かんできたのです。


自分は以前、アイディア発想法を語ったことがあります(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054896917851)が、それらは「何かすること」「考えること」ばかりでした。

しかし、今回自分がひらめきを得た理由として、逆に何もせず難しいことも考えない時間を意識的に作っていることが思い当たりました。

それは裏技のようで、案外王道な方法かもしれません。


自分は家で両親と一緒にいる時、無意識の緊張のためにアイディアが浮かびにくくなってしまいます(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054916419379)。よって、家にこもりがちになったここ3年半ちょっとの間、「アイディアがぶわっと膨らむ」状態になかなかなれませんでした。特におととしから去年の秋ごろまでひどくて、うんうん頭をひねった割にいまいちなアイディアしか得られませんでした。

しかし最近、疲れて集中力が落ちた時や倦怠感がある時、なるべく気が済むまで仮眠したりぼんやり座ったりしていることにしました。

つまり、何もせず・難しく考えずリラックスする時間を増やしたことが、今回のひらめきにつながったのだろうと考えています。


創造性とは既存のアイディアを結び付ける能力だ、という話はたまに聞きます。

だから、意識的に考えてばかりいることは逆効果で、むしろ無意識のひらめきを活性化させたほうがいい。そのためにリラックスする時間を作ることが必要だと、今回改めて学習しました。


当たり前のことをやっと学び直した自分の姿から、読者様も学習していただければ幸いです。

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