疲れた心への救いは、ネットにはない
自分は軽くネット依存してて、気になることを2、3分だけ調べるつもりが30分くらいだらだらとネットサーフィンしてしまった……ということが、よくあります。
それは特に、脳や心が疲れてる時に起こりやすいです。不安や寂しさが強くて、それを埋めてくれるアドバイスや雑学などを探してしまうと、他にも「これ調べたい」という欲求が次から次に頭に浮かんできてはさらにネットを見る……の悪循環にはまってしまうのです。
そして当然のことですが、特にデジタル機器からの情報のインプットは脳を疲れさせます。
それはつまり、脳の働きである心の疲れも増幅してしまいます。
それに気づかず、ネット見すぎによる疲れをネットで癒そうとしていた時期が、自分には何度かありました。
ネット依存の引き金になる不安や寂しさも、リアルで会う人との暖かいコミュニケーションがあれば消し飛んでしまいます(近い将来、仮想現実(VR)のチャットルームが実現すれば、ネットでもそれが得られるかもしれません)。
自分は残念ながら、一緒に住んでいる家族からはそれをほとんど得られません。
それでも、家の外で出会うお店の店員さんとのささやかな会話で寂しさを癒したり、ストレッチなどのアナログな気分転換でデジタルな作業による疲れを和らげたりはできるようになりました。
自分なりに、ネット依存や、その根本にあるストレスとの付き合いかたを学んできたつもりです。
自分と同じ症状に、心当たりがあるかたもいると思います。
あまり酷かったら、心療内科などの医療機関への相談をお勧めします。
それほどでもないかたは、ご自身にできる範囲で、ネットとの距離を見直されたほうがいいかもしれません。
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