自由と収入は反比例?
世の中には、自分のスキルや著作物を売る、やってみたい事業を次々に手掛けるなどして、自由に生きている人たちがいます。
しかし自分は20代から今まで、不自由な時ほど収入が多かったという経験をしています。
不自由さ(=収入)が大きかった順に、ざっくり振り返ると、
・派遣の仕事の時:基本的にフルタイム。忙しい時は夜遅くまでの残業も当たり前な上、逆に忙しくない時に出勤させられて、一日中ひたすら待機していたこともあった。月収は十数万円。
・バイトの時(自分は2カ所で長期のバイトを経験してます):パートタイムで、残業もなし。月収は数万円。
・自営業の時(=現在):睡眠時間も食事時間も作業時間も休日も自由に決められる。3年ちょっとの稼ぎが、バイトの月収をはるかに下回る。
……という感じです。
31歳にもなって、何か一つでも、食べていけるほどの実力を身に付けなかった。だから今まで、時間の切り売りでしかまともに収入を得られなかった。今までの自分の、なけなしのキャリアを総括すると、そうなります。
このまま貯金がなくなっていけば、自分はまたバイトくらいはするかもしれません。また、商業ラノベ作家としてデビューすれば、想像もしなかった不自由を体験するかもしれません。
それでも、今までの人生で不自由さと収入が比例していた、という悲しい「経験則」をぶち壊したい。自由と収入の両方を、いつか十分に得たい。
そういう怒りにも似た気持ちだけは、今ここで宣言しておきます。
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