2021年6月10日(木) 快晴
今週は平日はずっと晴れるという予報通り快晴の日が続いている。
先月までのように夕方定時ギリギリまで日次で開催されていたミーティングも今月からは無くなり、仕事を片付けて子供達を風呂へ入れるのも早めの時間に出来ている。これにより風呂上りにベランダに出てビールを飲み始める時間帯においてもまだ日が沈み切っておらず、十分程度の時間をそうしたリラックスした時間に充てられている。
忙しい日々が続いていた時は、この後更にスタックし続けていた自分のタスク捌きに追われ、これ以上は明日で良いと後回しにせざるを得ないタスクの上にまた翌日にはアドホックなタスクが積まれていたが、やはりそうした日常だとアレコレと思考を巡らせるゆとりも持てないため、忙しすぎるのも考えものだと思う。
今はこうして陽が沈むのを眺める時間だったり、今後のキャリアを見据えて読み物を漁ったり、オンライン上で見繕ったトレーニングを受けたりという時間が取れるので、全く忙しくないにも関わらず非常に充実している。
今後携わるプロジェクトをもっとDXへ寄せたいということもあり、トレンドとなる技術開拓に勤しんでいる。自分のキャリアパスと相乗効果を出しやすいのは何だろうと模索しているのが非常に楽しい。当然マネジメントスキルを今以上にスケールさせるためのアプローチも模索中である。
技術開拓というと情報工学科時代にOracle社のDatabase製品に特化したOracle Masterという資格対策に勤しんだ日々が非常に懐かしく、それももう15年以上前であることに愕然とする。
学生なので当然実務経験はなく、DBAの黒くて分厚いテキストを抱えては、専門用語をノートに書き出しながら只管覚えるという、今となっては微妙な学習スタイルではあるが、ソフトウェアプロダクトのキャッチアップは実際に触るか、そうしながら言葉を拾っていけば、それっぽく仕事も出来るという自負があるため(もちろん技術者然とした立ち回りが求められるのであればより詳細な知識も必要ではあるが)、そういった経験も少しは役に立ったのかも知れないが、皮肉なことにOracle社製品を実務で扱ったことはほぼ無かったりする。
そういえばOracle DatabaseのUNDOセグメントという用語を教えてくれたのは、当時校内を出入りしていた外部講師の安藤さんという方だった。
その安藤さんがUNDOセグメントと呼称する度に、隣に座るクラスメイトが下を向いて笑いを堪えようとする仕草を寄越すのだが、段々飽きてきたのかその度にそちらを向くと変顔を返すようになった。
彼は食事の場で、Oracle社の営業に対し「Oracle Database自体のシェアが圧倒的なのは分かるが、固有のソフトウェアについてスキルを伸ばそうとするのは馬鹿げている」と言いのけ、周囲がドン引きしていたのだが、彼も社会人になって一時期エンジニアとしてOracle EBSの導入プロジェクトに参画していた頃には、PL/SQLのソースを楽しそうに読んでいた。
プログラミングからITに関わろうとする人は多いが、本気であればもっと違うアプローチをしてみては?とも思う。
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